2019年10月12日に直撃した台風19号による河川の状況や被害状況

  • 2019年10月13日
  • 2019年10月15日
  • 雑談

みなさんこんばんは。

 

2019年10月12日夜に、非常に大型の台風19号が伊豆半島に上陸、関東地方を横断しました。

台風19号の進路

非常に大きい台風で、群馬県内でもかなりの雨が降りました。夜23時ごろまで、雨が吹き付け、アパートが揺れていました。

 

私の記憶では、2007年の台風9号なみの大雨が降ったと思います。 あの時は、確か南牧村の道路が陥没し、集落が孤立したかと思います。霧積温泉の方も、孤立したと記憶しています。

 

今回でも、そのぐらいの雨が降りました。そこで、気になったのが、河川の氾濫状況です。

栃木では秋山川、長野県では千曲川が大規模に氾濫したとのニュースがありました。

一方で、群馬県では、石田川が氾濫したようです。

 

群馬県河川状況

今回の台風19号の影響による群馬県の河川の状況が気になったので、今の河川状況をまとめました。

ちなみに前橋市の経緯はこちらにまとめられています。朝起きたらすでにまとめられていたので、仕事が早いですね。

令和元年台風第19号の対応、被害状況について

 

簡単に経緯をまとめます。

前橋市ですが、2019年11時に山岳地帯で警戒レベル3が発令されました。

20時に利根川流域で避難勧告の警戒レベル4が発令、利根川付近の一部道路も封鎖されました。

23時38分に土砂災害警報が解除されました。

 

利根川の最高水位は5.60mまで達したので、なかなかの大雨だったと思います。

以下に群馬県内の現在の河川状況を示します(2019年10月13日11時50分現在)。

 

利根川

 

 

 

神流川 上野村役場前

神流川では、一部部分で橋より上まで水位が達した場所もあるようです。

 

 

碓氷川

 

桐生川

 

広瀬川

 

渡良瀬川

 

粕川

 

鮎川

 

群馬県では堤防が決壊するほどの雨は降らなかったようです。群馬県が意外に治水がしっかりしている印象を受けました。

河川の幅も広く取っており、それが氾濫を防いでいるのでしょうか?

 

あとは単純に県南の降雨量が多いですよね。毎年、南牧村や上野村の降水量が目立ちます。神流川でも橋が濁流に飲み込まれている映像を見ました。まずは県内で、大規模な氾濫が起きなかったことに安堵します。

 

それでは、近隣の県も見ていきましょう。

栃木県

秋山川

 

 

取材を受けていたおじいさんが、今まで秋山川で決壊したのを見たことがないと言っていました。

釣りでも有名な川なので、個人的に思い入れがあります。早く普及されることを願います。

 

思川

 

長野県

千曲川

 

長野県では、千曲川が氾濫し大規模に浸水被害が生じました。

下記動画にあるように、新幹線なども水没しかなりの被害額になると想定されます。

新潟県

阿賀野川

 

新潟県でも大雨により、河川の氾濫がありました。

阿賀野川で堤防が決壊し、少なくとも10箇所から堤防を越えて水があふれているそうです。

 

氾濫は上流部で起こっているそうなので、時間の経過とともに下流でも被害が拡大する恐れがあります。

 

今回非常に大きな被害を与えた台風19号ですが、この記事を書いている途中で温帯低気圧に変わったそうです。

みなさんも、この後も十分に土砂災害などにお気をつけください。

 

台風19号による被害は、現在わかっていることで14人死亡11人行方不明だそうです。

 

群馬県富岡市では、土砂崩れにより、1人が死亡、2人が行方不明(現在は救出されましたが、容態は不明とのことです)。

今回の台風の被害で、行方不明になった方が早く見つかることをお祈りします。

 

2019年10月15日(火曜日)ですが、台風が土曜日に通過してから3日目です。

たまたま川沿いを走る機会があったので撮影してきました。

 

まずは烏川です。

 

 

 

河原の草はほとんど流されてしまっています。

玉村近くでも烏川の様子も見ましたが、河原には何もなくなっていました。

 

2007年私が高校生の時も台風でかなりの大雨でした。

12年たった今も同じ場所で撮影していることに感慨を覚えます。

 

次は利根川です。

 

こちらもまだまだ川が濁流で濁っています。

川幅はあまり平常と変わっていないような気がします。

 

やはり群馬県南部での降雨量が多かったので、烏川の方が危険なイメージでした。