みなさんこんばんは。
今回は1曲1分でわかる!吹奏楽編曲されているクラシック名曲集を読んだ感想です。
(2021年出版)
最近、クラシックにハマっています。群響の定期会員にもなりました。クラシックの曲を知るためにも、この本を読むことにしました。実は学生時代、吹奏楽にも興味があったので、吹奏楽の名曲も知りたかったことも理由です。
以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。
著者は?
著者は柴田克彦氏(1957年)です。
音楽ライター、評論家、そして編集者です。2000年に独立後、雑誌、コンサートプログラム、宣伝媒体、プログラムや冊子の編集業務、講演なども行なっています。
印象に残った内容は?
吹奏楽用に編集されたクラシックの名曲について紹介しています。作曲者は、全部で108人紹介されています。以下、私が面白いと思った曲について紹介します。
リロイ・アンダーソン
タイプライター 1950年
タイプライターを楽器として使用している面白い曲です。およそ2分で聴けるため、気楽に聴けます。楽器としての使い方が面白いと感じました。
フランツ・スッペ
《軽騎兵》序曲 1866年
一度は聞いたことがある曲だと思います。曲名を知らなかったので、覚えておこうと思いました。
セルゲイ・ラフマニノフ
ヴォカリーズ 1912年
2022年1月13日に大阪フィルハーモニー交響楽団高崎特別演奏会を聴いてから、ラフマニノフの曲にハマっています。
高崎芸術劇場の公演情報のご案内ページです。…
ヴォルカリーズという曲ですが、さまざまなパターンがあります。ヴァイオリン版、ピアノ版、トランペット版などあります。美しい曲だと思いました。
ジョン・ウィリアムズ
スター・ウォーズ 1977年~2019年
カウボーイ序曲 1971年
スターウォーズを作曲したジョン・ウィリアムズですが、カウボーイ序曲という曲も作曲されています。それは、マーク・ライデル監督の西部劇「11人のカウボーイ」のテーマ音楽です。
吹奏楽でも親しまれています。1987年福岡工業大学付属高校が演奏して以来、人気な曲だそうです。
映画の曲が、コンクールに使われているのは意外でした。
感想
吹奏楽用に編曲された名曲を紹介している書籍です。
全て聴くことはできませんでしたが、面白そうな曲を聴くと、確かに納得の名曲だなと思う曲も多かったです。
私自身吹奏楽を経験していないため、吹奏楽よりもオーケストラの方が好きだと思っています。ですが、吹奏楽の演奏もまた違う良さがあって面白いと思いました。
ちなみの本書のコラムで書かれていましたが、吹奏楽とブラスバンドは厳密には違うそうです。
吹奏楽は、管楽器と打楽器で構成された形で、ブラスバンドは金管(ブラス)楽器と打楽器で構成された形だそうです。金管楽器は、マウスピースを用いて人間の唇がダブルやリードの役割をする管楽器の総称です。簡単にいうとラッパ系です。
ちなみに吹奏楽では、コントラバスが入ったり、欧米ではチェロが入ることもあるそうですが少数だけ入るようです。
このようなトリビアも知ることができ面白く読めました。
多くの名曲を知りたい人にもおすすめの書籍です。