みなさんこんばんは。
今回はクリエイターになりたい!を読んだ感想です。
ブログやYoutubeに興味があるので、クリエイターという職種に興味を持ったため読むことにしました。
以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。
著者は?
著者はミータ・ワグナー氏です。
ボストン大学とエマーソン大学で創作文芸とコミュニケーション・ライティングを教えている方です。
訳は小林玲子氏が務めています。
印象に残った内容は?
クリエイターの特性について、以下のように分類しています。
- トップスター
- 職人
- ゲームチェンジャー
- 繊細な魂
- 活動家
それらの特性について、彼らはどのような活動をするのか、またそのような特性を持った偉人たちがどのように行動して、どのように振舞えば良いかについて書かれています。
知らなかったピカソの素顔
ピカソはあるとき、友人にこう言った。「神は芸術家のひとりに過ぎない……おれと同じだ。おれは神だ、神だ、神だ」これほどエゴに満ちた発言はそうそうできないだろう。
ピカソについて知らなかった一面です。
やはり後世に何かを残す人は、普通の人じゃないイメージです。
働くことも必要?
<本物のアーティストは昼間働いている>(未訳)のなかでサラ・ベニンカサは、若いアーティストはすべての時間を独創的な作業に捧げなければ偽物、という考え方を一刀両断している。それは単なる見せかけだというのだ。「アートに二十四時間の関心を向ける必要はない。キャンバスや絵筆、編み棒や毛糸、大胆な氷の彫刻のためのチェーンソー、その他作品に必要なもろもろを買うために餓死することはない」
私の中でアーティストは、創造的な活動のみするべきだと考えていました。
しかし、現実問題として生活費を確保しないといけません。貧しい中で創造するのでは無く、きちんと長期的な計画を立てた方が良いようです。それが、創造の時間の確保に繋がり、結局成功に続くと感じています。
シーニアス
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロのような天才が、同じ時期にイタリアのフィレンツェにいたのを不思議に感じたことはないだろうか。あのころは他に有名な画家や彫刻家がひしめきあっていた。<世界天才紀行>のなかで、エリック・ワイナーはシーに明日が発生するふたつの条件について語っている。一つは、新規なものごとに寛容であること。もう一つは、才能ある異邦人に同じくらい寛容であること。
シーン+天才(ジーニアス)=シーニアスという言葉を作ったようです。
当然、優秀な人が集まったほうがより秀逸な意見はでやすいと思うので、当然のようにも感じました。
感想
クリエイターの特性に沿って、その人がどのように振舞えばよいか、過去や現代の偉人を例に取って紹介しています。
クリエイターとして活動する人は勇気づけられるのではないでしょうか。
行動も含んでいますが、どちらかというと考え方の方が多かったように感じます。
クリエイターとして悩んでいる人や、一歩踏み出せない人は読んでみると面白いかもしれません。
私自身、本中でいう職人に近い特性を持っていると感じたので、勇気づけられました。