みなさんこんばんは。
今回は水上の木の根沢というところに行ってきました。釣果はもちろん・・・
前回も記事で書きましたが、SHIMANOTV公式チャンネルで里見英正氏が群馬県で釣りをする動画を見ました。それに影響を受けた自分はそこにいきたいと思い、木の根沢に行くことにしました。前回の失敗で、もしその場所が釣り人で埋まっている場合を想定して、他の場所も調べ、湯檜曽川、笠科川、谷川、なども行く場所を想定しておきました。
本当は湯檜曽川に行きたかったのですが、夏休みということで家族連れが川遊びをしていることを想定し、木の根沢に行くことにしました。
いつも通りの3.6mのテンカラ竿を使用しました。2.7mぐらいの竿が欲しい今日この頃です。
木の根沢釣行記
今日は午前2時に寝て、6時に起きる予定でしたが二度寝しました。しかし、アパートのあまりの暑さで6時50分に起床しました。
8時過ぎには出発しましたが、まさかの17号が大渋滞です。夏休み最初の平日ということで、今年はコロナの影響もあり混まないと想定していましたが、かなり混んでいました。しかし、渋川と前橋の境目ぐらいで渋滞は解消し、あとはスイスイと行けました。
ちなみに、前橋、渋川をつなぐ橋から利根川を見ましたが、かなり水位が減っているように感じました。もう川を普通に歩いて渡れるぐらいの水量でしたが、水上は大丈夫なのか?と心配を胸に、いざ水上へ行きます。
湯檜曽川と利根川の合流地点を、藤原ダム側へと進むのですが、その場所に、TONETOキャンピングフィールド水上という場所がありますが、人人人の大混雑でした。キャンプ場は見たところ満タンでした。コロナの影響も関係ありませんでしたね。
また、向かい側からも車がかなり来ます。
ある場所を過ぎてから車が減ったので、あとで調べたら宝台樹キャンプ場という場所が人気のようでした。その場所を過ぎてから、車は極端に減りました。
車は、県外が6割、県内が4割ぐらいでした。県外は、埼玉県が6割、東京、神奈川、千葉が4割ぐらいでしたかね。珍しいナンバーでは、神戸ナンバーの家族連れの方がいました。意外に、Go Toキャンペーンの効果はあったのかもしれませんね。と思ったら持ち込みテントは対応外ということで、単純に夏が暑いから、キャンプだったようですね。ちなみに今日は酷暑で、伊勢崎、桐生が40.5℃の地獄だったようです。
ということで、藤原ダムのつまらない景色を見ながら、なんやかんや11時30分ごろに到着です。藤原ダムは湖が全然見えないので、車道を走っていてもとてもつまらない道路でした。もっと湖が見れれば面白いのにと思いました。
降りれそうな場所のような微妙な場所を見つけたので準備をすると、家族連れの方が隣にきました。
「ここ降りれます?」と聞かれたので、「いや〜、厳しいと思います」といい、もっと上流の方が川と道路が近くなっているので、そちらの方が良い旨を伝えて、上流部分に行ってもらいました。別に釣り場所を占拠しようとしている訳じゃないんだから!
ただ、「行き当たりばったりで来た」と言っていたので、グーグルアースで調べた方がいいっすよ〜とは行っておきました。この前も北海道で沢登り中の死亡事故があったり、子供の水難事故も多いので、家族連れの方は降りる場所などに注意した方が良さそうですね。
実際、降りる際に草で覆われていて、かなり降りるのはしんどかったのです。しかし、圧倒的に釣れそうな気配が!!!
ということで、全てのポイントを撃ちますが、反応はなし。
渓相は最高です。反応はなし。
エサ釣りをしないので、分からないんですが、カワゲラはかなりでかいんですね!そんな驚きがありました。この大きさで成虫になったら、そら大きいですね!
かと思えば、鷹か鷲の羽ですかね。毛鉤の素材になりそうですね。拾いませんでしたが・・・
登って行っても渓相は素晴らしいです。反応はありませんが。
ということで、大岩の近くまで来て、ここで終了することにしました。頑張れば登って先に行けそうでしたが、怪我が怖いのと、戻る際にまた難所を超えるのがしんどいため諦めました。
テンカラなので特に攻めずに終了です。今までの経験上、1回も釣れたことがありません。
ちなみに、車に帰るのが大変でした。1mぐらいの段差を降りたので、その場所を登るのがとてつもなく大変だったので、もう2度と同じ場所に来ないかもしれません。
時間は13時だったので、次の場所に行くことにしました。
ちょうど降りる場所があったので、降りると素晴らしい景色が。これも釣れそうな期待が。
川を登ると、早速ルアーをゲットです。
ルアーはミノーを使わないからわかりませんが、これは多分1000円~1500円の価値があるぞ・・・
というより、トリプルフック、バーブありに違和感を感じます。管釣り出身なので、バーブレスシングルフックが当たり前ですが、そういった方向にはあまり進まないようですね。と思ったら、メーカーとしては、バーブレスシングルで釣れなかったら、「このルアー釣れねえじゃん、別の買うわ」という流れになるから、そら〜トリプルフックバーブの方が、売り上げは伸びそう(下がらなそう)ですね。ただ、川でもキャッチアンドリリース区間を1箇所は設けないと、魚影が年々減少していきそうですが、大丈夫なんでしょうかね・・・?まあ、将来漁業組合員になったら、考えましょう。
ふと、後ろを振り返ると、午前に出会った家族らしき人たちが川で遊んでいました。
もし、ここを見つけられたならよかった。と思ったのですが、もしかしたら別の家族かもしれませんでした。多分、会った人たちだと思いたいですね。余計なこと言ってしまったので、川に降りる場所を見つけられなかったらどうしようと悶々としていました。
登りますが、反応は皆無。
川は綺麗なんですよ。透明度も非常に高いです。
上流に進むと、川が険しくなっていきます。反応なし。
ただ、やはり山はいいですね。
絶対に、市内では見られないアゲハチョウの大群が。というより、大群すぎて気持ち悪かったですね。青色が鮮やかな、クロアゲハは本当に綺麗でした。大群すぎましたが。
全く釣れませんが、ルアーもあったし、フライラインぽいのもあるので、魚はいるはずです・・・ただ、全く見えません。
ちょうど、深い場所があったので、諦めるか迷ったのですが、15時だったので、さらに登ることにしました。
ほぼ釣る気がなかったので、場所はスルーしてとにかく登りました。
と思ったのですが、椎間板ヘルニアも痛み、釣れそうにないので、この場所で、15時10分に納竿にしました。
疲れたので休んでいると、突然の雷が。
これは、まずい。大雨になったら死ぬということで、川を超ダッシュで戻りました。5回ぐらい転びましたが、鉄砲水がきたら確実に死ぬということで、全速力で走りました。
無事16時前に車に到着し、「助かった〜」と呟いたら、ちょうど歩いていた老夫婦が怪訝な顔でこちらを見ていました。散歩をしている人には伝わらないとは思いましたが、本当に危ないなと思っていました。
息が切れ切れだったので、落ち着いてから出発しましたが、10分ほどで案の定大雨が降りました。
前が見えないほどの大雨と雷鳴が光ってからすぐ音がしており、真上に雷雲があり危険ということで路肩の駐車スペースに停めることに。本当はトンネルまで行きたかったのですが、トンネル内ではバイクの人が休んでいて気まずかったので、手前のトンネルは諦めました。
本当に大雨でした。多分雨に降られてたら死んでいたと思うので、自分の中では結構、間一髪の釣りでした。あと、帰り道で、釣り人らしきプリウスを見かけたのですが、その人が無事川から帰れたのかが非常に気になりました。
山が恐ろしいと思ったのは、天候の変化でした。
16時20分にはあっという間に晴れたので、本当に山は恐ろしいなと思いました。
群馬県民の心の拠り所、ベイシアによりつつ19時に帰宅しました。道中、渋川の17号が非常に混んでおり、水上釣行は結構しんどいなと思いました。
感想
とにかく魚の反応がありませんでした。
暑さ、魚影の薄さ、先行者、釣りの腕のどれが原因かわかりませんが、全く反応がありませんでした。
魚が見れれば、まだやる気が違ったのですが、魚が見えなかったので寂しさもありましたね。
ただ、なんだかんだクロアゲハを見たり、ルアー拾ったりと色々イベントがあり、夏休みぽかったのでその点では満足です。
そもそも釣れる腕がないので、釣りをする上で工夫が必要に思いました。
釣りの時間を朝にするなり、釣り人が全くいない場所を探すなり、釣れる方法を探すなりを考えないと、このまま釣れないような気がしています。
シマノの動画で、里見英正氏が釣っていたポイントと類似のポイントを執拗に攻めたのですが、釣果には結びつきませんでした。里見英正氏が仲間と銀座と言う、流れ込み横の巻き返しのような場所ですが、自分は攻めているようでも、あまりイワナにアピールできなかったのかもしれません。もうちょっと動画を研究して、釣れるようにしたいと思います。
また、戦略として、入渓点はみな釣り人の活力が漲っているので、最初の1時間ぐらいで到達できる場所は全て釣らず、他の人が疲れるぐらいの場所から釣り始めるのも一つの戦略かと思いました。
別の方法で考えたのが、湖のフライフィッシングも面白そうに感じているので、お金があれば、野反湖や、丸沼でフライフィッシングをするのも面白そうに思っています。
とりあえず、次回はお盆明けに湯檜曽川に行こうとは思っています。まだ、子供が川遊びしていますかね?
今回は初めて、釣りをしていて命の危機を感じましたが、真夏の午後は釣りをしてはいけませんね。群馬は夕立がすごいので、真夏の午後の釣りは危険に思いました。
あと、持っているウェーディング用の靴UL Water Sandalsが使えません・・・
何より、ラバーのグリップ力が川中の石に対して皆無なので、全く役に立たないように思います。最終テストをニュージーランドでやっているので、日本の山岳渓流用には不向きに感じました。何回滑ることか・・・防御力も皆無なので、玄人用だったのが失敗でした。
よかった点:死ななかった。
悪かった点:若干怪我をした。
次の課題:シマノのチャンネルで釣る方法を見直す。持っているテンカラの本を見直し、次に生かす。
まとめ
- 夏の釣りは危険、午後まで釣りをするべきでない
- 動画や本で、釣りを学ぶ
- 子供は川遊びが大好き