「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学を読んだ感想

みなさんこんばんは。

 

今回は「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学を読んだ感想です。

 

趣味など物事を極める中で、「こつ」や「スランプ」について知った方が良いと思ったので、読むことにしました。

 

以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。

 

 

 

著者は?

著者は諏訪正樹氏( 1962年生まれ)です。

慶應義塾大学環境情報学部教授です。身体知、コミュニケーションデザインが専門です。

 

印象に残った内容は?

スポーツなどにおいて、言語と身体で学ぶことについての関連を考えた書籍です。

論文のように書かれているため、気軽に読む本ではないと感じました。

 

オノマトペと身体知

これぞからだメタ認知が目指すところです。体感をことばで表現する試みは、微妙な体感を差別化する感性(身体知)を育む方法論なのです。かつて「違いがわかる男の、ゴールドブレンド」というネスカフェのキャッチコピーが一世を風靡したことがあります。微妙な味の差異を感じ、自分らしい珈琲時間を楽しむという生活像を描いたCMですが、からだメタ認知を生活のなかで継続していると、まさにそういう感情が育まれると考えています。

オノマトペとは、”さらさら”など音素を組み合わせて表現する言葉です。

このオノマトペとは、音素に自分なりの意味を込める考え方があります。

それを踏まえて、ある行動についてオノマトペで表現することは、言葉と体感が結びついた状態にすることができると、筆者は考えています。

これはそうだろうなと感じました。

私は釣りが好きなので、竿を振るタイミングなどオノマトペでも良いから表現することで、より技術的な面でも向上するのかなと思いました。

 

必要なスランプ

この時期にスコアが悪くなる理由は以下のように考えられます。身体ー環境モデルの模索とは、すなわち、様々な着眼点/変数のなかで、自分の身体知に関与する着眼点/変数とそうでないものを「ああでもない、こうでもない」と分別する作業だからです。最終的には留意する必要がなかったような着眼点/変数にまで意識が及ぶこともあります。それによって、それまで維持していたパフォーマンスが一時的に崩れることさえあります。

スランプが必要な理由です。

ある物事に関してからだメタ認知を開始していくと、詳細なことばが増加する時期があるそうです。

これは、自分の体と環境との関連についてどのように整合をとるか模索しているそうです。

つまり、自動的に体が最適解を確かめているため、それによってはパフォーマンスが落ちるようです。これがスランプですが、一定期間スランプになって試行錯誤が終わると、またパフォーマンスが上がります。

これは多くの人が経験していることだと思うので、納得かと思います。何か物事をするときは、言葉で感覚を捉え、メタ認知すると面白そうに感じました。

 

感想

身体知の認知科学について書かれた書籍です。

そもそも環境と身体がどう認識し合っているかなど、難しい概念を含んだ内容であるため、わかりにくい内容でした。

 

ただ、筆者が野球選手であり、野球の内容も少し出てきます。そのため、野球が好きな人には若干わかりやすくあるかもしれません。

ボウリングの身体知の例などは、上達とスランプの過程がわかりやすかったです。

 

実例を伴ったものはわかりやすくはありましたが、身体知の概念自体が難しかったので、何度も読まないと理解ができないと思いました。

「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学
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