教科書には載っていない戦争の発明を読んだ感想

みなさんこんばんは。

 

今回は教科書には載っていない戦争の発明を読んだ感想です。

歴史が好きなので、今までの技術を楽しく読めることを期待して読みました。

 

以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。

 

 

著者は?

著者は熊谷充晃氏です。

編集プロダクションにフリーとして在籍し、多様なジャンルの本を書かれている方です。

 

印象に残った内容は?

最初に戦争が発明した大きなテクノロジー(抗癌剤など)を紹介し、次に戦争が関連した日用品、消費税などのシステム、最後に発明した人物について紹介しています。

 

アメリカ空軍に関係

アメリカ軍は新型機が納品されると、さっそくメリーランド州に飛行学校を設立し、2名の学生にライト兄弟直々の指導をお願いしている。

ライト兄弟は、実はアメリカ空軍創設に関係しているとのことでした。

これについては知りませんでした。ドイツ、連合軍も飛行機を発明していたので、そちら方面からアメリカ空軍が成り立っているかと思ったのですが、違う点には驚きました。

 

アラン・チューリング

イギリス人のアラン・チューリングは、現在では第一章「コンピューター」で触れた「エニグマ暗号機」解読の立役者として世界に名が知られている。しかし、ほんの30年ほど前までは、彼の功績は公表されていなかった。

映画「イミテーション・ゲーム」でチューリングの生涯に迫った作品が公開されているようです。


面白そうなので、今度観てみようと思いました。

 

感想

発明に関して知ることができ面白い内容でした。

システムの中で紹介されている消費税は面白かったですね。他の飛行機などは戦争で発明されたのは当然なのですが、システム的な発明が面白かったです。

 

るろうに剣心という漫画の中で、「戦争こそが技術の最先端」というような言葉が出てきますが、その通りだと思いました。

戦争で他国に勝とうという中で、新しい技術は生まれると思います。

 

通常の技術の紹介ではなく、戦争を交えているため、興味を持って読むことができる内容でした。

さらに、確かに歴史の教科書には載っていないので、タイトル通りの本でしたね。