みなさんこんばんは。
今回神流川の鮎釣りに行ってきました。
使った鮎竿は、銀影エアTYPES H85です。
ソリッド穂先使用です。
2024年に購入し、使用しています。
(リンクは9m)
使用している掛け鉤は主に要Rと谺、MシステムExです。
蹴られが多発した場合は、ストレート系の一角を使用しています。
ルアーを使用する際には、主に改良トンボを使用しています。
掛けばりは、ほとんどダブル蝶バリを使っています。
なお、釣りの撮影はGoPro HERO12を主に使用しています。
神流川鮎釣り釣行記
鮎釣り
今回は2024年8月5日に神流川に鮎釣りに行ってきました。
水位は0.09mです。
先週は病院巡りで、口から胃カメラまでしたため、ほとんど釣りには行けませんでした。
ようやく苦しかった胃カメラが終わり、気が軽くなったので鮎釣りです。
病院に行ってて考える時間はたくさんあったため、鮎釣りに改良を施しました。
まず、ハナカン仕掛けです。
ハナカンは両編み込みでした。
これは瀬田さんの鮎釣り教書に基づいた方法でやっていました。
しかし、鮎釣りの雑誌を見ていると、ボル引きの谷口さんは片編み込みでした。
谷口さんの理論では、水中糸側に片側に編み込むことで、野鮎がかかった時の衝撃を減らせるとのことでした。
また、有岡さんの鮎釣り遊学を見ると、サカバリ側に片編み込みでした。
有岡さんは背バリを使うため、サカバリ側のみにしているそうです。
それもあり、私も有岡さんと同じ背バリ側への片編み込みにしました。
さらに、掛け鉤のハリスを変えてみました。
がまかつの谷口さんは、大きい鉤に柔らかいハリスで垂らすそうです。
それに倣い、私もザイトのソフトの1.2号を購入しました。
同時に、エステルの超硬というものも買ってみました。
実際に垂らし具合を見ると、確かにフロロよりは垂れていました。
8月5日の釣りでは、根掛かりが非常に多かったです。
ダブ蝶には、ナイロンの場合デメリットが多い感じでした。
ハナカンとハリス2つは変えてみました。
また、下つけ糸をつけることを考案中です。
2023年の1年目は、下つけ糸0.2号フロロをつけろという本(2013年の本)に従いつけると、ひたすらどんぶり放流でした。
それもあり、ワンピースハナカンに逃げたのですが、下ツケ糸をつけることで、より竿を立てやすいのではないかと考えました。
色々な名人の仕掛けを見ると、中ハリス付近の考え方は2つあることに気づきました。
1.なるべく細いワンピースハナカンを使う
2.下ツケ糸を細く長くして、中ハリスを20cmほどのみ使う。
1は、瀬田さんや小沢聡さんなど、2は上田さんや松本一平さんだと思います。
仮説としては、瀬田さんや小沢さんは流れの早い川で釣っていることが多く、さらに竿を寝ることが多く、ワンピースハナカンでも影響が少ないのでしょう。
有岡さんは、ワンピースにして釣果が落ちたから、つけ糸にしていると書いてあったため、比較的流れが緩やかな場所でつる人、もしくは竿を立てる人はつけ糸があったほうが良いでしょう。
たまたま雑誌を見ていると、松本一平さんが、下つけ糸にアーマード0.1号をつけていると見ました。
私は水中糸アーマード0.06号に0.3号50cmのワンピースハナカンです。
これも泳ぎは良いのですが、0.1号部分のつけ糸をつけることで、泳ぎがさらに良くなるのではないかと思いました。
またメリットとしては、下つけ糸が長いことで、水中糸のダメージが減り、水中糸を修理する機会が減るのではないかと思っています。
一応、0.1号はこのブログを書いている途中にポチッとしたので、今後は、全ての水中糸に下つけ糸をつける予定です。
長さはどのぐらいが良いかはわからないのですが、下つけ糸50cmほどを考えています。
中ハリスは25cmを考えています。
怖いのはどんぶり放流ですが、8月上旬の現在では、それほど影響は出ないのではないかと期待もしています。
それでは実釣です。
今日は12時30分から釣りです。
最初は南甘の最上流部、35番に行きました。
しかし、川への降り方がわからず。
民家の奥に道路があったのですが、それを使って良いかわからないので諦めることに。
ちなみに出会った釣り人に聞いたら、橋の下の崖のような場所を降りるため、危険だからやめた方が良いと聞きました。
32番近くの無料駐車場に停め、最上流を目指すことにしました。
まずは良さそうな、この流れをつります。
早速ヒットしますが、なぜか水中から引き抜くと同時に鮎が外れました。
身ぎれか?と思いましたが、私は太軸に変えたので、身切れはないはず。
不思議に感じて5分ほど釣っていたのですが、サカバリを付け直そうとすると鉤がなくなっています。
ハリスをフロロからナイロンのソフトに変えたことで、鉤との接着も弱くなったようです。
ちなみに鉤は、がまかつMシステムEx3本錨用をダブ蝶にして使っています。
*(8月12日追記:すっぽ抜けの原因ですが、MシステムExの3本錨用をダブル蝶バリにしているからだと思われます。これはタイトシャンクというもので、鉤の軸が120°開いています。それが原因で、すっぽ抜けたと思われます。)
ということで、もう1つ同じ鉤をつけます。
上流といえども藻がすごい量です。
今日は下流部はほとんど人がいませんでした。
人気の16番も1人でしたし、12番は0人でした。
24番ぐらいからポツポツ人が増え、29番は車が10台ほど停まっていました。
32番は4台でした。
今日は多くの釣り人と話したのですが、群馬は鮎を釣れる川が少ないから不利という意見が心に沁みました。
また、今日は6匹釣ったという釣り人もいました。
周囲の人と同じぐらいは釣れるようになりたいですね。
先ほどの場所は鮎が煌めいているのですが、釣れず。
囮も弱り、尚且つ下流から釣り人が登ってきていたので、上のポイントを釣ることに。
そのポイントで準備していると、先ほどの釣り人が上流に追い抜いていきました。
やはり、皆さん、上流を目指しているようでした。
私も35番に行きたかったです。
私は、石の裏に新しい囮を入れると早速ヒット。
しかし、キャッチをミスして、川にぽしゃり。
実は、今回は手尻が+50cmぐらいです。
家の一番長い場所は6.5mぐらいしかないので、8.5m仕掛けは勘で作ると大体誤差が出るので、今回も+50cmでした。
私は±0から+10cmぐらいでいつもやっているので、長すぎる手尻はキャッチしにくかったですね。
ちなみにキャッチミスしてタモの縁にぶつかった時に、またしても鉤がハリスから取れました。
それを受け、今回の釣行ではもう同じ鉤は使わないことに。
ちなみに残った1本を自宅で引っ張ってみたのですが、全く鉤が抜けることはありませんでした。不思議です。
今後は、結びコブを作って、鉤を巻こうと思います。
今度は、鉤を谺に変えて同じ場所に入れるとヒット。
手尻が長いことを意識して引き抜くと、無事釣れました。
ちなみにハコスチも通っていきました。
しかし、これ以上同じ場所では釣れず。
2匹が限界だったようです。
とりあえず1匹キャッチ。
ということで、その上のポイントも探りましたが、釣れず。
かなりの群れ鮎は見えましたが、全くかかりません。
また上流には釣り人がすぐ近くにいます。
さらに車の数を計算すると3人、さらに私を先ほど追い抜いた人も入れると1人、つまり4人上流にいるため、上流に行くことは諦めました。
そこで、以前釣った下流側に行きます。
ちょうど帰り支度をしている人に話を聞くと、6匹釣ったとのことでした。
雨雲レーダーで大雨が降るから帰るとのことでした。
ちょうど群れ鮎がいたので、その場所で準備をすると大雨が。
群れ鮎が見えなくなるので、囮を投げると、驚いて群れ鮎が消えました。
そこで大雨の中釣るも、鮎がほとんど見えず。
また、濁流も横から流れてきました。
雨宿りしに来た人と話をしながら待ち、雨が止んだので釣りを再開します。
しかし、笹濁りで釣れず。
群れ鮎が浅い場所にいるのですが、大雨の後だからが挙動を予測できず。
釣れません。
また、時間が経つにつれ、水量も増し、濁りもひどくなってきました。
何度も群れ鮎に近づけるのですが、水量が増え、藻やゴミが流れて釣りになりません。
実は、今日は1匹サラの囮がいたので、あと1匹釣れると次回も囮を買わずに済みます。
それもあり、群れ鮎を狙うとようやく釣れました。
先ほどの釣り人も帰るということで、私も16時30分に終了です。
一時期、水位は0.22mまで増えていたので、上野村上流や船子川の上流で大雨が降ったようです。
私が帰っている時にちょうど濁りが下流に流れ、17時30分ぐらいに20番ぐらいに濁りが到達していました。
しかし、今回の大雨で少しは藻が流れたと思います。
今回の反省点は、鉤作成の甘さです。
ハリスを柔らかくしたので、それに応じた方法を取るべきでした。
反省点として、普通のアロンアルファを使っていたので、釣り名人の低粘度のものを購入しました。
また、すっぽ抜け防止で、今後は結びコブをつけることとしました。
釣り方としてはやはり群れ鮎狙いで良いかと思います。
あとは、弱った囮で群れ鮎が釣れないので、これをどう釣るかだと思います。
重りをつけたり、流れの緩い場所を狙うのが重要に思いました。
今回思ったのは、釣る場所が重要だということです。
場所といっても、流れです。
群れ鮎が釣りやすい流れで如何に釣るかが重要に思います。
例えば、石裏は群れ鮎が溜まりやすく、囮も流しやすいです。
しかし、流れが早く深い場所は、群れが溜まっても囮を止めるのが難しいです。
理想は全ての流れに囮を入れて操作ができることですが、それは無理なので、自分の釣りやすい流れを如何に見つけるかが鍵に思いました。
今回はすっぽ抜けがなければもうちょっと循環していたと思うので、次は仕掛けをしっかり作り、つ抜けを狙いたいですね。
仕掛け
天井糸:フロロ3lB+PE0.3号 2m
水中糸:アーマードプロ+ 0.06号 6m
中ハリス:アーマード0.3号 50cm
鉤:M4システムEx6.5号ダブル蝶バリ(ナイロン1.2号)、谺7号ダブル蝶バリ
2024年 鮎釣り記録まとめ(2023年鮎釣りを開始2023年は48回釣行)
49回目:2024年6月1日:4匹:11時間(6時~17時):水位0.18m:神流川 時速0.36
50回目:2024年6月3日:0匹:2時間(13時~15時):水位2.35m:利根川 時速0
51回目:2024年6月5日:6匹:5時間(12時~17時):水位0.4m:神流川 時速1.2
52回目:2024年6月6日:0匹:5時間(11時~16時):水位0.34m:神流川 時速0
53回目:2024年6月7日:0匹:3時間(12時~15時):水位1.84m:利根川 時速0
54回目:2024年6月11日:9匹:5.5時間(12時~17.5時):水位0.2m:神流川 時速1.64
55回目:2024年6月12日:3匹:3.5時間(12時~15.5時):水位0.19m:神流川 時速0.86
56回目:2024年6月14日:2匹:3時間(12時~15時):水位0.17m:神流川 時速0.67
57回目:2024年6月16日:0匹:3時間(7時30分~10時30分):水位0.15m:神流川大会 時速0
58回目:2024年7月2日:0匹:2.5時間(10時30分~14時):水位1.84m:利根川 時速0
59回目:2024年7月3日:0匹:2.5時間(11時30分~14時):水位1.68m:利根川 時速0
60回目:2024年7月4日:0匹:1時間(15時~16時):水位1.68m:利根川 時速0
61回目:2024年7月5日:5匹:4.5時間(13時~17時30分):水位0.27.m:神流川 時速1.11
62回目:2024年7月8日:2匹:4.5時間(12時30分~17時):水位0.21.m:神流川 時速0.44
63回目:2024年7月9日:1匹:3時間(13時~16時):水位1.79.m:利根川 時速0.33
64回目:2024年7月10日:3匹:5時間(12時~17時):水位0.16.m:神流川 時速0.6
65回目:2024年7月11日:0匹:0.5時間(14時~14時30分):水位1.86.m:利根川 時速0
66回目:2024年7月17日:4匹:4.5時間(13時30分~18時):水位0.30.m:神流川 時速0.89
66回目:2024年7月18日:0匹:2.5時間(13時~15時30分):水位0.25.m:神流川 時速0
67回目:2024年7月19日:6匹:5.5時間(12時~17時30分):水位0.20m:神流川 時速1.09
68回目:2024年7月22日:8匹:5.75時間(11時30分~17時45分):水位0.20m:神流川 時速1.39
69回目:2024年7月23日:0匹:2時間(15時~17時):水位1.88m:利根川 時速0
70回目:2024年7月24日:8匹:4.5時間(13時~17時30分):水位0.12m:神流川 時速1.78
71回目:2024年7月25日:0匹:1.5時間(12時30分~14時):水位1.80m:利根川 時速0
72回目:2024年7月26日:4匹:4時間(13時~17時):水位0.10m:神流川 時速1
73回目:2024年7月29日:1匹:4時間(13時~17時):水位0.09m:神流川 時速0.25
74回目:2024年8月1日:0匹:2.5時間(12時~14時30分):水位1.81m:利根川 時速0
75回目:2024年8月5日:2匹:4時間(12時30分~16時30分):水位0.09m:神流川 時速0.5