みなさんこんばんは。
今回、4回目の鮎釣りに行ってきました。
鮎竿はシマノさんの友鮎8.5mを使用しました。
使用した仕掛けです。
仕掛け1
天井糸:フロロ4lb 50cm+PE0.3号6m(編み込み)
水中糸:ハイパーエムステージEX0.07号5m
中ハリス:1号フロロライン+逆さばり2号
掛けばり:4本イカリスピード6.5号
仕掛け2
天井糸:フロロ0.8号 4m
水中糸:ナイロン0.2号4.5m
中ハリス:1号フロロライン+逆さばり2号
掛けばり:4本イカリスピード6.5号
神流川釣行記
準備編
前日に引き続き、次の日も鮎釣りに行きました。
前回、メタルラインをダメにしてしまったので、その修復をしました。
さらに、PEラインの編み込み部分を短く作ってしまったので、その分を6m近く可変できるように作り直しました。
また、以前複合メタルラインのメタコンポデュラを購入していたので、その仕掛けも合わせて作成しました。
釣行編
当日は晴天で、30度近く気温が上がる予定でした。
そのせいかわかりませんが、前日(前回の記事)と比較して釣り人が2/3程度でした。
万場の街中以前は鮎釣り師は3人、街を出たあと周辺も10人弱ぐらい、小平もキャンピングカー合わせて6台ぐらいでした。
万葉の里の下部分には2人いました。
今回4回目の釣りのせいか、万葉の里下のポイントがかなり良いことに気づきました。
こういったことがわかってきたので、少しは経験値が上がってきたのかもしれません。
今回はいつもの場所ではなく少し上流のポイント20に入ろうかと思いました。
しかし、20番は人が多かったので、その上の丸岩24番に叔父と入りました。
川を降りるといきなりバイクYouTuberの人にカメラで撮られてしまい動揺しました。
びっくりなのが、許可もなしにずっと人にカメラを向けて撮影してきます。
下記画像のようにガッツリでした。
「YouTubeですか?」と聞くと「そう」と言い、結構やばそうな感じの人だったので喧嘩にならないようにピースしたら、「やった!載せる!」と言い去っていきました。
少し心配ですが、YouTubeに載せられないといいなと思いました。
失敗だったのが、困ってピースをしてしまったので、それが許可と取られてしまった可能性があることです。
今の所、「バイク、神流川、群馬」などの検索ワードで該当動画が出てこないので、YouTubeに載らないことを願っています。
反省点はピースしないことと、カウンターで「やったYouTuber初めてみた!動画撮ろう」と言って自分も相手のことを撮れば良かったなと思いました。相手の年齢は45~50歳ぐらいの人でした。
丸岩付近も結構な人気でした。
丸岩のすぐ近くの上流部に1人、その上の瀬に1人いました。
叔父は下流に行く話だったので、私は上流部にいきました。
今日はトラブルがないように気をつけました。
瀬で釣っている人を追い越すときに、どの場所から追い越せばいいのかわからなかったので、ジェスチャーで、「川を渡ったほうがいいか?」と聞くと、「こっちにくるな、そのまま岸沿いを進め」とジェスチャーで指示をいただきました。
というのも、普段渓流釣りをしていると、ポイント付近を歩くのは渓流魚が逃げるため厳禁です。ですが、鮎釣りはそこまでシビアでないため、その人が釣っていた瀬の近くのポイントを通りました。
渓流釣りであれば、釣っている人の下流を渡って対岸に行き、釣り人を追い越すのが安全だった気がします。
今回は指示を聞くことができたので、トラブルもありませんでした。
バイクYouTuberのこともあったので、今日の目標としては「大声で挨拶してトラブルを起こさない」にしました。
そのまま無事上流に進み、少し釣りにくそうで人気がないですが、竿を出せそうな場所にいきました。
しかし荷物を忘れたので、一度車に戻り、再度荷物を持ってきました。
目の前のポイントはこんな感じです。
すぐ近くの上流部分は狙えそうなポイントがありませんでした。
ちょっと下流部分には大岩がありましたが、流れはあまりないため、淵に近いですね。
ポイントとしては、あまり良くない感じがしました。
ただ、魚の供給源としては良い場所の感じがします。
道具を準備して10時過ぎから鮎釣りを開始です。
目の前の瀬らしきポイント、沈み岩があるポイントを狙いますが反応はありません。
そのため、釣れないだろうと思い淵を狙うと、ようやくヒット。
30分かかりましたが、やっと1匹目です。
淵の鮎のせいか、めちゃくちゃでかいサイズでした。
ただそのあとがそれほど続きません。
岩の左の流れで2匹、淵で2匹がやっとでした。
やはり自分の下流にある瀬が狙い目のようで、多くの人が下流に向かっていきます。
私にジェスチャーで指示していた人の場所が良いようで、多くの人がその人の近くを狙います。
私と年齢の近い若い人が「そこで釣りたい」と交渉していましたが、断られているように見えました。
どうしても良い瀬の場所で釣りたいと思うのが人情なので、瀬で釣っているとすぐに取られてしまいますね。ただ、交渉された人は断っていたようなので、断ることもできるみたいです。
その若い方に話を聞こうとしましたが、あまり相手にされず「ヘっ」鼻で笑われて去っていきました。
少し悲しかったです。
とにかく多くの方が下流で釣ろうとしていました。
今日の目標は大きい声で挨拶だったので、私の後ろを通る人全てに挨拶しました。
ほとんどの方は若輩者の私に話をしてくれました。
丸岩のすぐ上で釣っていた方は鮎釣り30年のベテランの方で、いろいろ教えていただきました。
鮎釣りの半分は神流川、それ以外は遠征しているとおっしゃっていました。
神奈川の川がいいという話はされてましたね(川の名前は失念しました)。
あとは、栃木県の那珂川はあまり最近は良くない、福島の伊南川という川がいいという話は聞きました。
また、私が狙っている淵は供給源としてはいいけど、狙うのは効率が悪いから上流の瀬や沈み岩を狙ったほうがいいとアドバイスをもらいました。
他には、神流川の岩は針が引っかかる構造をしているから、スピード系の針はあまりお勧めしないとも聞きました。
さらに、仕掛けまで聞きましたが、基本は複合ライン0.05号でシーズン盛期には0.07号、泳がせ釣りはフロロでやっていることも聞きました。
アドバイス通り、目の前のポイントを狙うと確かに釣れました。
目の前の瀬で1匹、沈み岩で2匹、淵で2匹の計6匹でした。
13時以降は全く釣れなくなってしまいました。
午後に釣れないのが課題ですね。
重りを使ってみたのですが、ハリスが絡まり自分には難しかったですね。
重り1.5号は重過ぎた気がするので、0.5号ぐらいが良かったかもしれません。
そのため、上州屋で購入しました。
どうしても釣れないので、強制ボル引きの真似事をやってみると、確かに鮎が嫌々するのですがそれでも引くと、引き抵抗がなくなります。
それを何度か繰り返していると竿が重いことに気づきます。
それで引き上げると1回釣れました。
なんとなくですが、強制ボル引きが10%ぐらいわかった気がします。
前日に動画を見たかいがありました。
ただ、胴から曲がる竿が良かったりソリッド穂先が良いらしいので、私が使っている竿では難しいのだろうとも思いました。
相変わらず下流の瀬は大盛況でした。
皆さん吸い込まれるように向かっていきます。
15時過ぎに瀬で釣っていた方が上流側に来ました。
「ずっとそこで頑張っていたね。10匹すごいじゃん」とお褒めいただき、瀬で釣ったらとアドバイスをもらいました。
ただ、その人が帰ってすぐに下流の人が上がってきたので、少し待っていました。
待っている間何とか釣ろうと、岩の横ギリギリを狙うと根掛かり。
メタルラインと天井糸の接続部が切れ、メタルラインが全損しました。
やっちまったと思い、予備の複合ラインをつけようとしていると、瀬で釣っていた人が帰る準備をしています。
その人も上流に来たので話を聞くと、「瀬はもう小さいのしか残ってないね」とのことでした。
「じゃあ、釣らないほうがいいですかね」と聞くと、「自分はもう帰らないとだけど、瀬は夕方からが面白いんだよ」とのこと。
場所を取れるように、仕掛けを手に持ったまま急いで瀬にいきました。
すると、手に持っていた複合ラインの仕掛けが絡まり使用できない状態に。
ということで、しょうがないので唯一残っているナイロンラインで釣ることに。
重りをつけたり色々試しましたが、反応は全くありませんでした。
鮎が浮いてしまい瀬では全く釣りになりませんでしたね。
白い波がうねるような荒瀬では重りも役に立ちませんでした。
また今回難しかったのが、竿を置けない場所でした。
川の真ん中で釣るので、竿を置く場所がありません。
そのため、竿を立てたまま囮鮎をつける必要がありました。
これが難しかったです。
また、瀬は流れが早く鮎が浮いてしまいだめでした。
下記画像左側で頑張りましたが、竿の角度をほぼ0度にしても鮎が浮いてしまいました。
どうしてもメタルライン系が必要な気がしました。
そのまま16時30分まで釣れずに終了です。
ただ、4回目にして、一度も鮎の取り込みミスがありませんでした。
かなりの進歩に感じました。
叔父も見ていて、鮎のタモでの取り込み操作、竿の操作もほぼ違和感がなかったそうです。
少しは成長できたかもしれません。
釣果は私が10匹、叔父が20匹でした。
ちなみに30度近く、さらに太陽も出ていたため、かなり焼けて火傷状態です。
鮎釣りは日なたに出て釣ることがほとんどなので、腕まくりも厳禁でした。
感想
鮎釣り1回目の釣果1匹よりはだいぶ成長できました。
ただ、やはり周りの人よりは釣れないので、何か操作や狙う場所に問題があると思います。
前日からの課題ですが、やはり流れの早い場所を狙う必要はありそうです。
鮎釣りといえば瀬の釣りなので、引き釣りで釣る技術は向上させないとですね。
課題は以下になります。
・狙い場所を知ることとその場所を狙う技術(泳がせ釣り)
・引き釣りで狙った場所を釣る
・釣れない時に何か違う引き出しを出す
これらを進歩させてなんとか20匹近く釣れるようになりたいですね。
直近では、重りや背ばりはすぐに挑戦できるので、次回流れの早い場所があれば使いたいと思います。
鮎マスターズ34を読み込みましたが、有岡選手のゼロテントレースは少し真似できそうでした(ゼロテンションで息を吐く程度にテンションを抜くがピンときませんが)。
とりあえず、鮎を斜めに泳がせアピールするという技は練習したいと思います。
と言っても知らないことが多いので、別冊釣り人の鮎釣りの本を読んで勉強したいと思います。
鮎釣りの記録
0回目:2015年8月中旬:1匹:約3時間(ほぼ知識なしで挑戦)
1回目:2023年6月中旬:1匹:約8時間(9時~17時):水位0.2m
2回目:2023年6月中旬:4匹:約5時間(10時~15時):水位0.24m
3回目:2023年6月中旬:6匹:約6時間(10時~16時):水位0.19m
4回目:2023年6月下旬:10匹:約7時間(9時30分~16時30分):水位0.18m