みなさんこんばんは。
今回、3回目の鮎釣りに行ってきました。
鮎竿はシマノさんの友鮎8.5mを使用しました。
使用した仕掛けです。
天井糸:フロロ4lb 50cm+PE0.3号2m
水中糸:ハイパーエムステージEX0.07号6m +フロロ4lb1m
中ハリス:1号フロロライン+逆さばり2号
掛けばり:4本イカリスピード6.5号
神流川釣行記
準備編
前回の釣行で足りないものをさらに購入しました。
以前、購入した鮎マスターズを分析したところ、1990年以降の優勝者はメタルラインを使っていることがわかりました。
そのため、メタルライン、複合ライン、重りなどを購入しました。
また、メタルラインなどは編み込みで接続するため、それに必要な編み込み用の道具や仕掛け巻きも購入しました。
ただ、編み込みはやろうと思えば自分でもできるようなので、必要なかったような気もしました。
Amazonだと配送費用がかかるため、上州屋さんで購入しました。
中ハリスと接続する場所は、道具があった方が便利らしいのですが、それ用のメタルジョインターはあった方が良い気がしました。
現地でラインが切れた場合など、すぐに修復できました。
さらに鮎釣りは鮎ベルトがあった方が便利らしいのでそれも購入しました。
私はまだまだ下手くそなので、中ハリスを失くすことも多いため、鼻カンのセットも購入しておきました。
メタルラインの仕掛け作りですが、初心者の自分には全く分かりませんでした。
購入したPE接続の裏面に説明が書いてあるのですが、全く知識がない自分にはこの説明では分かりませんでした。
わからなかったのは、編み込み部分とメタルラインの接続です。
ですが、Webサイトを探すことで何とか時間をかけて調べることができました。
使い方がわかれば、使用方法は簡単でした。
まずは天井糸に編み込み部分を移します。
そして天井糸の先にチチワを作り、編み込み部分の飛び出した部分と接続します(上記画像左側部分)。
これによって、天井糸の長さを自由に変えることができ、水中糸が短くなっても長さを調節できます。
ただ、初めてこの操作をしたのですっかり忘れていた自分はPEラインをぴったりの2mで作ってしまいました。
そのため、水中糸が短くなっても天井糸で調節できません。
作る際は、長めに水中糸を作らないとでした。
あと困ったのがメタルラインの編み込み接続です。
水中糸との接続方法が分かりませんでした。
とりあえず私はサルカンで天井糸、水中糸を接続しました。
参考にした瀬田さんの本にも少しだけ編み込み方法が書いてあるのですが、いきなりメタルラインにPEを編み込んでも最初の部分が固定できませんでした。そのため、何となく適当に編み込み、接着剤で無理やり固定する方法を取りました。
一番最初に購入した鮎釣りの本には、編み込む最初に固結びすると書いてあったので、今度はそれでしっかりと固定したいと思います。
編み込む際は編み込み機があった方が楽ですね。
私は洗濯バサミで固定してやったのですが、とてつもなく大変でした。
鮎釣りをやるなら、編み込み機は欲しいですね。
最終的にはテンカラの毛鉤作成に使っているタイイングバイスで代用してみました。
悪戦苦闘しながら、数時間かけてようやくメタルラインの仕掛けができました。
ただ、天井糸からメタルラインまでが7.5mほどで1mラインが足りなくなりました。
そのため、テンカラで使っているフロロ4lbを1m水中糸に追加しました。
天井糸のフロロラインとPEラインはノーネームノットで接続、メタルラインとフロロは編み込み+接着剤で無理やり接続しました。
水中糸と中ハリスは、チチワで接続しました。
次の鮎釣りで、作成したメタルラインの仕掛けを使いました。
釣行編
月曜日に釣りに行ってきました。
本当は土日でも行けたのですが、釣り人とのトラブルが嫌なので、人が少ないであろう平日狙いです。
水位は0.19mでした。
月曜日にもかかわらずかなりの釣り人がいました。
万場の町周辺に30人ぐらい、小平周辺にも20人前後の釣り人が確認できました。
万場の里の上から見ても、2人の人が入っていました。
2人の人が入っていると他の場所にも釣り人が多い気がします。
いつもの場所で叔父と釣り開始です。
今回は上流側に入りました。
上流の奥に釣り人がいたので、その下から釣りを開始です。
釣りの準備をしていると、そのおじさんが目の前で釣りを始めてしまいました。
鮎釣りだから、鮎のようにテリトリーに敏感なんだなと思いました。
ですが、1分程度で下流の方へ去っていきました。
鮎釣りが縄張りの釣りなので、釣り人も縄張りに敏感なのかもしれませんね。
手前のピンク岩のもう一つ向こうに大きい岩があるのですが、その場所で釣っていたので距離的に大丈夫かと思ったのですが、すぐに目の前にきましたね。
目の前はこんな感じのポイントです。
叔父に気を遣っていただき、釣れそうなポイントを譲ってもらいました。
10時10分から釣り開始です。
午前中はかなり調子良く釣れました。
岩横の流れを泳がせ釣りで流すと6匹連続でヒット。
ただ、私の鮎キャッチスキルが足りず、鮎が網に入らずそのまま川の中に。
そして、3匹はそのまま針が外れて逃げてしまいました。
網の直径が30cm弱の古い網なので、もうちょっと大きいタモを購入したいと思いました。
鮎をかけても、網が小さいため鮎が1匹しか網に入りません。
それでも正午までに5匹はゲットできました。
3匹バラして、さらに仕掛けを引っ掛けて囮を1匹ダメにしました。
正午を過ぎると3人組の人がやってきました。
そして一人が私の対岸に来ました。
そして同じポイントを狙い始めます。
私が3回目の鮎釣りで下手なので、鮎が向こうに泳いで行ってしまい向こうの人と絡まるかヒヤヒヤしました。
3人組の人が来てから釣果が止まります。
暑さは30度近いので、暑さの影響もあったかもしれません。
3人仲良く並んで釣られていますが、一番下の荒瀬の方以外釣れていなそうでした。
それでも粘っていると2時間ぐらいで1匹釣れました。
釣れないので叔父と場所を交換し、私は上流側に入りました。
ですが、全く釣れません。
その内、鮎の仕掛けが囮鮎ごと流れてきて、仕掛けがダメになりました。
囮鮎はゲットできましたが、メタルラインが1mほどやられました。
ちなみに仕掛けは、背バリ+重り0.5gの仕掛けでした。
今度参考にしようと思います。
仕掛けを直していると、先ほど上流に行った釣り人が目の前で釣りを始めてしまいました。
なるほど、鮎釣りは相手の縄張りを奪う釣りですね。
今後大会に出る予定ですが、優勝しそうな人の場所を奪って釣りをするのも、勝つための戦略かもしれませんね。
優勝候補を潰せば、勝率も高まりそうですしね。
前日のがまかつの大会写真を見ると、確かに釣り人の間隔が2mぐらいの写真もありました。
それを踏まえると、目の前に鮎釣り師がいても、気にせず釣る必要があるかもしれませんね。
結局、仕掛けを直す気力もなかったので、そのまま16時過ぎに終了です。
釣果は私が6匹、叔父が10匹前後ぐらいだったかと思います。
感想
前よりは釣れるようになりましたが、まだもうちょっと改善点はありそうでした。
せっかくのメタルラインで挑んだのですが、結局泳がせ釣りでしか釣れなかったので、引き釣りも調べたいと思います。
そこそこ流れの早い場所で引き釣りをしようとしたのですが、メタルラインが重くて普通に泳がせ釣りができてしまいました。もっと流れの早い場所で引き釣りの練習をした方がいいかもしれませんね。
あとは、やはり狙う場所が下手な気がします。
私は流れの弱い場所を中心に狙いましたが、流れの早い場所こそ狙ったほうがいいかもしれません。
この次の日にも鮎釣りに行きましたが、瀬で釣った方がいいとのアドバイスを年配の方にもらいました。
今後は、流れの早い場所で釣る練習をしたいと思います。
私は叔父が釣っていた場所では1匹も釣れなかったのですが、叔父はそこで5匹前後釣っていました。
やはり釣り方がありそうですね。
もうちょっと色々鮎釣りを試してみたいと思います。
購入した釣具の評価も、初心者ながらしておきます。
今回の釣りでは、4本イカリのスピード6.5号を使いました。
前回は、3本イカリの7号シワリを使いました。
正確なところはわかりませんが、やはり掛かる確率は上がった気がします。
ですが、同時にバラす確率も上がった気がします。
瀬田さんの本で、シーズン初期・中期は4本、終盤は3本イカリかヤナギが良いとあったので、もうしばらくは4本イカリを使いたいと思います。
速攻八の字結びも購入しましたが、これは良い買い物でした。
極小のチチワを作ることができ、ライントラブルを減らすことができます。
鮎釣りだけでなく、テンカラにも使えるのでこれはあって損はないと思いました。
ハイパーエムステージEXを水中糸で使いましたが、非常に良かったと思います。
ナイロン糸だとすぐに鮎が浮いてしまいましたが、流れの早い場所でも浮くことがなかったです。
また感度も抜群で、初心者でも鮎がかかったのが非常にわかりやすかったです。
ただライントラブルがあると修復が大変なのと、費用が高いのがネックですね。
メタルジョインターですが、メタルラインの修復で役に立ちました。
時間があれば編み込みで中ハリスと接続するのですが、現場で修理するのは結構大変です。
これがあれば編み込みをメタルラインにすぐに接続でき、さらに中ハリスと繋げやすいので、余裕があれば用意しておきたいですね。
鮎ベルトも購入しましたが、それほど役には立ちませんでした。
というのも、メインの目的はタモをベルトに差したかったからです。
しかし、私が使っているタモは数十年前のもので、さらに網も5mmぐらい隙間があるので、どうしても4本イカリが絡んでしまいました。そのため、ベルトに差しても結局タモをベルトから外して絡まりを取らないといけないので、タモを変えないとベルトは役に立たないかなと思いました。
次の日は瀬で釣ったのですが、鮎舟を鮎ベルトに連結させ使った時は使用しやすかったです。
もっと釣れるようになれば、需要は高まるかなと思いました。
鮎釣りの記録
0回目:2015年8月中旬:1匹:約3時間(ほぼ知識なしで挑戦)
1回目:2023年6月中旬:1匹:約8時間(9時~17時):水位0.2m
2回目:2023年6月中旬:4匹:約5時間(10時~15時):水位0.24m
3回目:2023年6月中旬:6匹:約6時間(10時~16時):水位0.19m