日光白根山登山(ロープウェイルート)

みなさんこんばんは。

 

今回は百名山である日光白根山に友人と行ってきました。登山ルートは、ロープウェーで日光白根山に簡単に登るルートを行きました。

登山ルートはヤマケイオンラインが非常に参考になりました。

 

日光白根山の登山記録

前日は18時に寝て2時起床です。

5時30分に前橋駅に行き、前橋ICから沼田ICに行き、7時には日光白根山ロープウェイにつきました。

日光白根山ロープウェイ

ただ、日光ロープウェイですが、7時30分に運行開始なので、30分の待機です。

お客さんもそこそこいて、団体のバスも来ていました。

 

7時30分になるロープウェイ1階のトイレが大人気でした。

特に個室は3つしかないので、中々に並んでいました。まあ、登山は5時間ほどかかるので、ここを逃すと大変ですからね。

 

ただ、先にロープウェイ購入口の隣のフロアにもトイレがあり、そのトイレはガラガラでした。

もし日光白根山を登る予定の人は、こちらの2階のトイレを使用するのが良いでしょう。

 

 

ロープウェイは1人往復2000円です。

JAFを提示すると100円引になるので、JAF会員は忘れないように提示しましょう。

日光白根山ロープウェイ

 

ロープウェイは意外に長くて、15分ほどでした。

高さが結構あり、高所恐怖症の自分は怖かったですね。

 

ガスか雲かわかりませんが、天候はあまりよくありませんでした。

ただ、ロープウェイの途中で、丸沼が見えたり、景色は楽しめました。

ロープウェイ菅沼

 

ロープウェイのガス

 

ちなみにロープウェイを降りるときはスタッフさんは何も言ってくれないので、自分からタイミングを見計らっております(下りも)。

 

 

ロープウェー登山口は景色が良いです。

手前に足湯があり、登った後の足湯は気持ち良さそうです。ただ、8時から足湯に使っている人はいませんでした。家族連れで登りたくないお母さんは足湯で休むのも良いかもしれませんね。

白根山足湯

 

8時10分ごろから登山開始です。

登山開始時は全く日光白根山が見えないほど雲が立ち込めていました。

日光白根山

 

登山ルートの最初には二荒山神社の鳥居をくぐります。

神社横を通り過ぎ、鹿や狸の食害防止用のゲートを通り、歩いて行きます。

日光白根山神社

 

日光白根山害獣

 

最初は非常に平坦な道のりです。

日光白根山登山道

 

所々、朝日が神秘的な場所もありました。

日光白根山神秘的

 

道中、ツアー客の列で、渋滞が発生です。

ただ、後半はツアー客の方達が避けてくれたので、先に進めました。

 

30分ほど歩いたところで5分ほどの小休憩です。

日光白根山休憩

 

途中七色平分岐という場所まで、登山口から40分の予定でしたが、登山時は見つかりませんでした(他の登山客が休憩していて見落とした)。

そのため、予定より遅れているのではないかということになり、休憩を少なめに登ります。

 

 

分岐点より先は、道が険しく、アップダウンも激しさを増します。600mほどの高さを登るので、落差が激しいのは当然かもしれません。

日光白根山アップダウン

 

日光白根山アップダウン2

 

登山開始より、9時30分ぐらいには森林限界らしき、開けた場所にでます。

日光白根山森林限界

 

日光白根山は看板が多く、現在地がわかりやすい特徴がありました。至るところに、看板があります。

日光白根山看板

 

山頂近くの木が生えていない場所は非常に風が強かったです。

天気予報では、風速は10mとなっていました。

 

また、山頂までのルートは足場が小さい岩や砂利になっており、踏ん張りがきかず非常に滑りやすかったです。

日光白根山砂利

 

当日は、霧(ガス?)も発生しており、それも滑りやすい原因だったのかもしれません。

ちなみに、私だけ帽子を被っていなかったのですが、友人曰く、私の髪の毛が凍っていたそうです。

 

 

先ほどの画像部分より、登ると社のようなものがあります。

日光白根山社

 

そこから、1つ谷を超えると日光白根山の山頂になります。

日光白根山谷

 

山頂付近は、結構な岩場で、崖のようにえぐれている部分もありました。

日光白根山崖

 

10時ごろに着いたので、2時間ほどの行程でした。

日光白根山山頂

 

生憎の天気で、景観は楽しめませんでした。

また、山頂は人が多く動きにくかったので、あまり長居しない方が良さそうです。特にツアー客の方も多いので、山頂付近は気をつけるべきです。

日光白根山山頂付近

 

20分ほど休憩し、10時20分に弥陀ヶ池を目指し出発です。

つまり登ったルートと逆側の下山ルートです。

日光白根山阿弥陀池

 

下山時は雨が強くなり、一時的にびしょ濡れ状態でした。

山頂付近は、大きい岩が多く、滑りやすく危険に感じたので、牛歩の如く慎重に降りて行きました。

日光白根山山頂付近

 

多少降ると、先ほど同様に滑りやすい砂利になり、木々も増えてきました。

 

11時10分に弥陀ヶ池まで0.3kmの鞍部という場所に来ましたが、雨が強かったことと、自分ともう一人の友人の足が限界に達していたことから、弥陀ヶ池はいかず、座禅山にいくことにしました。

日光白根山阿弥陀池

 

ちなみに鞍部は交通の要衝で、五色沼にも行けますし、そのままロープウェーに戻る最速のルートもありますし、座禅山にいくルートもありました。

大学生登山部らしき軽装グループは女の子たちがびしょ濡れになりながら、ロープウェーに戻るルートに行き、重装備のおっさん2人のグループは、弥陀ヶ池、五色沼ルートに向かっていました。

 

ということで、我々は座禅山ルートに行きました。

道はある程度平坦でした。

日光白根山座禅山

 

ただ、足が限界に達していた友人が「座禅山無理」ということで、そのまま北側ルートからロープウェーに帰ることにしました。

座禅山ルート近くの休憩場所で食事をすることになりましたが、まさかの大雨となり、次の休憩場所にいくことになりました。11時25分に出発です。

道は、若干のアップダウンがありましたが、歩きにくいルートではありませんでした。

日光白根山帰り道

 

日光白根山登山道

 

11時50分に日光白根山⑦という場所に到着です。食事場所を避難小屋に決め、そちらに向かいます。

道はやはり平坦なルートで、歩きにくさはありませんでした。

日光白根山7

 

日光白根山⑥に12時に到着です。

12時5分には七色平、避難小屋に到着です。運がいいことに、ちょうど天気も晴れました。

日光白根山七色平

 

日光白根山避難小屋

 

足が限界な友人が料理を作ってくれるということで、料理を作ってもらいました。

マッシュポテト、ペペロンチーノ、タッカルビ、うどんという、非常に豪勢な料理でした。私は登山時に料理はしないので、登山の料理は非常に美味しく感じました。

 

13時20分に出発し、14時に山頂駅に戻ってきました。

晴天ということで、日光白根山もよく見えました。かなり険しい山に見え、よく登れたなと思える山でした。

白根山

 

15時30分にロープウェイを降り、ロープウェイ施設内の温泉に入りました。

温泉は弱酸性で、料金はロープウェイ往復券を提示で700円が500円になりました。

 

 

ただ、下駄箱の鍵は手首にはめるものではなく、浴室のロッカーも鍵は付いていません。

貴重品は、入り口に100円を入れてロッカーに預けるシステムでした。普通の温泉ではなく、スキーでの使用が主体の印象です。

施設は、サウナ、水風呂、温泉で、外には涼む用の石がありました。

 

16時10分頃出発し、友人を送るため18時に高崎駅到着でした(沼田ICから高崎IC経由)。

 

感想

非常に足が痛い登山でした。

昔から、右股関節が痛くなるので、いつか他の百名山を登るように、股関節はしっかり直したいと思いました。どうやら腸腰筋が原因だと思われるので、鍛えていきたいと思います。

 

白根日光山は、思ったより険しく、子供はいませんでした。昔登った乗鞍岳は大量の子供連れの親子がいましたが、日光白根山はお子さんが登るには厳しい山のようです。体感でも、険しい山には感じました。

 

今回は6時間ほどの登山でした(食事が1時間)。

特に森林限界を過ぎてから、砂山になり、山頂が近づくにつれ、岩山へと変貌しました。

岩もかなり大きく、大人でも登るのが大変だったので、子供は大変かと思います。

また、当日はガスが多くて、景色の景観は楽しめませんでした。雨も強く、びしょ濡れになったと思ったら晴天になったりと、標高2500メートルの山は非常に天気が変わりやすかったです。

 

日光白根山はルートも豊富で、時間が長く取れるなら五色沼など見所は多そうでした。

山頂駅も食事が豊富なので、登山終わりも食事を楽しめると思います。また、下の駅では温泉もあるので、気持ちよくなって帰ることができます。

 

私は1年ぶりの登山だったので、5時間登山は厳しく、まずは往復3時間程度の登山から始めるべきでした。友人たちは健脚で休憩も自分より必要としていなかったので、友人と登る際は、体力の違いなど、考慮した方が円滑に感じました。

 

日光白根山自体は険しかったですけど、日本百名山ということもあり、感慨深かったです。

 

体力度としては、去年登った赤城黒檜山〜鈴ヶ岳と同じぐらいの時間、同じぐらいの体力度だと感じました。もし日光白根山に登りたいなら1回赤城黒檜山〜鈴ヶ岳でテストするとちょうど良いと感じました。ただ、山頂の危険度は白根山に軍配が上がると思いますので、登山の際は、自分の力量を見極め気をつけてください。

ツアー客の方が登っていたので、そこまで警戒しなくては良いかなとも思いました。