みなさんこんばんは。
今回はPRESIDENT 2021.8.13号を読んだ感想です。
(2021年出版)
以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。
印象に残った内容は?
今月号では、成功者の教えと題して、ベストセラー100冊について紹介しています。
また、年収0~400万円、400~800万円、800万円以上の高収入、低収入の本の読み方について、調査結果を紹介しています。
読書が好きかの違い
読書が好きか嫌いかでは、年収によって顕著な差が表れた。「とても好き」は400万円未満で20.0%だった一方で、800万円以上では44.1%と2倍超となった。「どちらかというと好き」を合わせると、800万円以上は91.2%で9割を超えている。
顕著な違いを示したデータです。
今回の調査で、わかりやすかったのが読書が好きかどうかです。低収入の人は読書が好きな人が少ないですが、年収が800万円を超えると好きな割合が明確に増えます。
私自身も読書が好きです。しかし、重要なのは、読書が好きなだけではなく、アウトプットをすることだと書かれています。
高収入の人は、アウトプットするために読書でインプットをし、さらに水を飲むかのように自然と読書をするとのことです。
これからは、アウトプットを意識して読書をしていこうと思いました。
付箋紙を貼るかどうか
「人間の脳は1日経つと74%の情報を忘れてしまうそうです。トップ5%社員はそのことを理解しており、大事な部分に付箋紙を貼り、翌日に読み返します。そうした行動によって、記憶の定着が促されます。その結果、記憶された情報を活用してアウトプットを高められるからなのです」
こちらも顕著な結果です。
線を引いたり付箋紙を貼るかという質問では、年収0~400万円の人は、22.6%の人が、いつもしている、たまにしているという結果でした。
しかし、年収800万円以上の人は、61.8%以上の人がいつもしている、たまにしているという結果でした。
引用文にあるように、トップ5%社員は付箋紙を貼り、記憶の定着を推進しています。
私もこの本を読んでから、付箋紙を貼り、線を引くようにしました。
合わせて、ブログなどでアウトプットしていきたいと思います。
勝負を分けるもの
本当はピンチをいかにして楽しむか、それが運の強さに関わってくる。
なぜなら、勝負事における「負け」の99%は「自滅」であるからだ。
運に選ばれる生き方という本を書かれた桜井章一氏の言です。
桜井章一氏は、麻雀の代打ち師として20年間修羅場を潜り続け、無敗の雀鬼と呼ばれた男です。
その桜井章一氏の言葉、負けの99%は自滅であるという言葉が印象に残りました。ある程度レベルが上がってくると技術での差はつかなくなります。勝敗を分けるのは心の強さ、そして、ピンチに対する振る舞い方なのかなと思いました。
面白いのが、ドジャースの筒香選手と、二刀流の大谷選手の比較です。
筒香選手は、メジャー初打席の写真を見てダメだと思ったそうです。一方で、大谷選手は、構えの力みのなさで、活躍も想像できたということです。
代打ち師もメジャーリーガーも、勝負に生きる人には共通の項目があるのかと、驚きがありました。
感想
今回の中心テーマは読書についてです。
立ち読みして、低収入、高収入の読書に対する調査結果に惹かれて、購入しました。
読書の好みや、読み方に対して明確に違いがあったので、非常に面白く思いました。
この調査結果だけでも買った価値はあります。
さらに名著や傑作の書籍についても紹介されています。
どれも面白そうな書籍が紹介されていました。私は歴史本として塩野七生氏の本が大好きなのです。その塩野氏の本としてマキアヴェッベリ語録という本が紹介されていました。
1992年出版の本です。
マキアヴェッリ全ての翻訳ではなく、抜粋してマキアヴェッリの言葉が紹介されています。
購入しましたが、面白いです。人間の本質について書かれているため、買って損はないと思いました。
このように本を購入するきっかけにもなったので、今回PRESIDENTを購入して良かったと思いました。
今まで、こういったビジネス雑誌はあまり好きではありませんでした。
前回感想を書きましたが、金持ち父さん貧乏父さんなどのような、ビジネス本が好きです。
しかし、今回買ったものや、前号の睡眠の記事など表紙を見ただけでも面白く感じたので(まだ購入していないが購入予定)、これからも注視していきたいと思いました。