みなさんこんばんは。
今回も、神流川に行ってきたのでその記録を報告します。
前回1匹しか釣れなかったので、一昨日のリベンジです。
感想は、まさかの最後で……
使ったテンカラロッドはニッシンゼロサム3608 7:3、ラインはヤマトヨテグスのレベルラインを使用しました。
神流川釣行記
釣行編
朝7時に起き、9時過ぎに出発にしました。
11時に川の駅に到着です。
今日は南甘漁協管轄の釣り人は4人、上野漁協管轄の釣り人は6人見かけました。
今回から上野漁協の方に情報を聞いてから釣りに行くことにしました。
私の要望としては、テンカラが釣りやすい場所が良いこと、沢を登りたいこと、そして人とトラブルになるのが嫌なので人がいないところが良いと伝えました。
沢ですが、まだ時期的には早いとの話でした。やはり本流がいいだろうとのことです。
場所について聞くと、道の駅上野の川下か、乙母堰堤下が今朝は人がいなかったとのアドバイスをもらいました。
また、川の駅近くの郵便局を少し上に登ったところも場所としては良いとのことでした。
しかし、今日は車が2台ずつそれぞれの場所に止まっていたとの話でした。
また残念ながら、人がいないところはないと言われてしまいました。
どこにでも釣り人はいると。上野漁協人気ですね。
そういえば、中ノ沢林道についても聞いたのですが、解禁当日は5人の釣り人がいたそうです。
車止めの場所から30分歩くと川に下りやすいとの情報です。
前回道の崩落のため2km先通行止めとなっているという話をしましたが、どうやら林道までは行けるそうです。
しおじの湯の場所から登れる北沢は特に人気だそうです。
ここはいつも人がいるとの情報もいただきました。
あとは、西沢は渓相が良いと聞きました。
本流で釣ったほうが良いというアドバイスをいただいたのですが、どうしても私は狭い川が良いので、まずは中ノ沢を見ることにしました。昼飯を少し食べて移動です。
神流川支流中ノ沢、北沢
中ノ沢に行く前の神流川ですが異様な人気でした。
しおじの湯までに10台ぐらい車が止まっており、恐ろしい状態です。
ある場所では、同じ場所に4台も車が停まっていました。どうやって釣るんですかね??????
そういえば、漁協の方に同じ場所に車を停めている人はどうしているのか聞いたら、上流と下流に行くので分かれているのだろうと言っていました。
またマナーについても聞きました。
基本は先に釣っている人が優先で、抜かすときは声をかけて抜かす。
本流も渓流も同じルールだそうです。
というより、声をかけて抜かす人なんかいるんですかね?私には無理です。
中ノ沢ですが、今日はすごい人気でした。
車が4台停まっていました。
もはや路駐です。特に広くない場所に停めている人もいました。
中ノ沢人気恐るべし。
前回来た時から1日しか経っていないので、雪もそれほど溶けていませんでした。
本当は林道に行きたかったのですが、来週行くことにしました。
Uターンしようとしたら、熊谷ナンバーの車が林道の方に向かっていきました。
実は、私が一昨日止めた場所で釣っていた車の人です。
林道で釣れるのか?と思い、私も羨ましくなりましたが、とりあえずしおじの湯に行くことにしました。
先ほど漁協で聞いた北沢の偵察です。
前回車を停めた場所に停めようとしたのですが、工事関係車両があって止まれませんでした。
そこで申し訳ないのですが、しおじの湯に止めました。本当なら、川の下に停めれば良かったですね。
北沢ですが、散歩道になっているようで、地図があります。
見た感じ釣り人のような車が停まっています。工事関係車両が通りにくそうですが、ここに車を停めていいんでしょうか???
関係車両以外侵入禁止になっています。
とりあえず登ります。
道はこんな感じです。
堰堤上に登ると雪が残っていました。
歩けるようで、観察路入り口と書いてあります。
しかし、下を見ると水が全然ありません。
多分ですが、まだ雪が溶けておらず水位が足りないのでしょう。
登っても良かったのですが、先に釣り人がいそうな気がしたこと、そもそも水が少なくて釣りにならなそうなこと、沢が分岐している場所までけっこう時間がかかりそうなので引き返しました。
ちなみにしおじの湯まで来たら、先ほど林道に向かった熊谷ナンバーの人が、本谷の方へと向かっていきました。
彼も私を見ていたので、多分気づいたのでしょう。お互いに釣れる場所がなくて大変ですね。
次に行く場所を悩みました。
先ほど渓相が良いと聞いた西沢に行くことにしました。
神流川支流西沢
299号戦を曲がって割と早く見えてくる堰堤上を見るとこんな感じです。
ほぼ水がありませんでした。
そうやって偵察していると釣り人らしき人が、先へと向かっていきました。
やはり激戦区です。釣り人が多い。
工事中の場所が多くて、しばらくは釣りにならなそうです。
そうこうしていると、先ほどの釣り人が川に降りて様子を見ています。
そこで追い抜き、西沢と東沢の分岐点まで来ました。
すると、先ほど川に降りていた人も、車で同じ場所に来ました。
この場合、釣りの権利はどちらにあるのでしょうか???
私はわからなかったので、川を見ているフリをして出方を伺いました。
すると、相手の方も川を見て出方を伺っていました。
時間が勿体無いので、釣りの準備を始めると、もう1人のおじさんがどこからか現れました。
そして2人で話し始め、「ここはもう魚がいない」「釣れない」という話をしていました。
2人が帰ったので、私は西沢で釣ることにしました。
ちなみに西沢ですが、こんな感じです。
水量はそれほどなさそうです。ちなみにヤマメの稚魚らしき魚影が見えました。魚はいそうです。
12時10分に釣りを開始しました。
川の駅に到着してから1時間経っていました。
降りた場所では反応はありません。
ですが、なんとなく釣れそうな感じはします。
明らかにいそうな場所ですが、反応はありません。
なんとなくですが、釣れなさそうなので、毛鉤の様子を。
逆さ毛鉤ですが、水中ではこんな感じにふわふわします。釣れそうな毛鉤ですね。毛鉤は問題ないはずです。
ですが、釣れません。
こことか明らかにいそうなのですが、魚影すら見えません。
もしかしたら、今日は魚が出てこない日なのかもしれません。
全く魚が見えません。解せぬ。
ちなみにタバコの吸い殻があったので、釣り人はいたはずです。
全部釣られたのでしょうか。
渓相は聞いた通り素晴らしいです。反応は全くありませんが。
途中川が狭くなったりもしました。
3.6mのテンカラ竿だと持て余し気味だったので、2.7m~3mぐらいのほうがここら辺は使いやすそうです。
後半は開けてきたので、3.6mでも問題なかったです。
釣れそうなんですけどね……
この落ち込みとかも釣れそうなんですけど。季節のせいですかね。
途中軽トラが走っていきました。そして数十分で戻ってきました。一体なんだったのでしょうか。私は釣り人が先に行ったと思ったのですが、違かったようです。
一昨日は魚が見えましたが、今日はどこも見えません。
流れに泳いでいたり、私に気づいて逃げたりする魚すら見えません。こういう緩やかな流れにはいそうなもんですが。
こういう場所は私は苦手ですね。
短い落ち込みだと、うまく投げられません。精進が必要ですね。
でも、今日は超丁寧に投げました。考えうるすべてのポイントに撃ちました。
実は、以前読んだテンカラの本が4冊見つかったので、勉強してきました。
一昨日は久しぶりでテンカラのやり方を忘れていました。一昨日はひどいもんで、レベルラインで川を打っていました。今日はきちんとハリスだけ水面に落ちるように、気をつけたのですが……釣れません。あんまり今日は関係なかったかもですね。
こことかもイワナがいても良さそうなもんですが。
ここにもいそうでしたが、逃げる魚もありません。
と思ったら失態です。
油断していて、石を盛大に踏みました。
すると、この場所に限って、小さい魚が2匹逃げていきました。
毛鉤を投げたポイントから逃げたので、毛鉤に反応しなかったようなのですが、何度も撃てばわからなかったですね。
ちょうど14時でした。2時間で集中力がなくなってしまったのかもしれません。
先はゴーロとでも言いましょうか。
大きい石がゴロゴロしています。私の苦手な感じですね。イワナが釣れそうな気配ですが、釣れません。
しばらくは同じような景色が続きます。
次は、再び平坦になりました。
緩やかな流れなので、稚魚はいそうですがいません。
餌釣り師の餌が置いてありました。釣り人はいるんですよね。
水量がある落ち込みです。
全く魚の反応はありませんでした。
あまりにも集中力がなくなったので2度目の昼食です。
20分ほど休憩し再開です。
結構な雪が積もっています。
もしかしたら思っているよりも、水温は寒いのかもしれません。
日は照っているので、気温はかなり暖かく感じました。
全体的に雪はあまり残っていません。
釣れそうな感じなんですけど。
やはり上野村は人気で、もう魚はいなんでしょうか。
登れど反応はありません。
これ以上川で登るのは大変なので、ここで終了しました。
無理すればいけそうですが、これ以上行っても釣れなそうなので諦めました。
道路とはかなり近いので簡単に道路に登ることができました。
道路はこんな感じで、車も停められそうです。
車を停めていた場所まで、歩いて5分でした。
15時20分に車に戻ってきました。
東沢ですが、工事をしているようです。釣ることはできるんでしょうか。
今度漁協の方に聞いてみようと思います。
実は、西沢で釣れなかったら、アドバイス通り本流に行こうと思っていました。
道の駅上野の下の川に来ました。
アドバイス通り、停まっている車は1台もありません。
川ですが、結構広くて流れが緩やかです。
川の駅下の川を1.5倍~2倍にした川幅です。
ここも反応は全くありません。
景色もいいですね。片品川みたいな感じです。
そのまま20分ほどゆっくり釣り上がると、まさか先に釣り人がいました。
この緩やかな場所に投げますが反応がないので、ここで終了です。
まさかエサ釣り師が先にいるとは……
16時。残り2時間です。
アドバイス通り、乙母堰堤下に行くことにしました。
場所は橋下の部分ですね。
橋下下流の役場前はC&R区間です。2人のフライマンがいました。
私の入ったところは人気がないようで、人はいません。
そして、魚も見えません。どこにいったのか。
緩やかな流れですが、魚影が見えません。
しばらく緩やかな流れが続きます。
同じ景色です。
こことか釣れそうなのですが、全く反応はありません。
なんかすごい足跡が。獣の群れです。
この場所ですが、なんとなく臭い匂いがします。
なんの工場かはわかりませんが、あの建物が原因でしょうか。
こことかも魚がいてもおかしくないのですが。
と思ったら、ようやくこの場所でヒットしそうになりました。
15cmぐらいのヤマメが毛鉤を食べようとして、毛鉤に気づいて食べませんでした。
かなり緩やかな流れなので、テンカラは不利かもしれません。
ちなみにここは稚魚の大群がいました。
なんとなく見えますかね。
しかし、肝心の大人の魚は見えません。
反応もなしです。
釣れそうな感じなのですが。
ここで川が2つに分かれています。
先に石が段々になっている方にアプローチしますが、釣れません。
残り20分で緩やかな流れの方に行きます。
すると……
私としてはもう釣れないと思ったので、「おっと釣れた」と空元気で釣れたフリをしたら、まさかの釣れました。
釣れると思っていなかったので、焦り、思いっきり引いたら、そのまま針が取れました。ラインブレイクはしなかったのですが、フックが外れてしまいました。
推定25cmぐらいのヤマメだと思います。鮮やかな朱色でした。
釣れたのはこの場所で、白泡の落ち込みに毛鉤をぶち込んだらヒットしました。
10回ぐらい投げましたが、もう反応はありませんでした。
17時53分にこの場所で諦めました。
坊主です。
18時にもなると結構な暗さで、このパイプ階段を登るのもヒヤヒヤしました。
私は高所恐怖症なので、ビビりながら登りました。実は、赤城山の黒檜山の縦走ルートもこんな階段でビビった覚えがあります。
18時10分に車に戻りました。
18時30分に道の駅上野で着替え、19時40分に帰宅です。
感想
今日は疲れませんでした。
前回の釣行は寒さもあり体が冷えたのと、単純に筋肉を動かしてなかったからかもしれません。
今日だけで投げるのがうまくなった気がします。
釣れなくても、集中して投げるべきですね。
今日は自分で90点ぐらいの出来だったのですが、釣れませんでした。
一度岩を踏んで魚を驚かせた以外は、かなりうまく行ったと思いました。魚がいたら1匹は釣れていたと思います(多分ですが……)。
次も、同じぐらいの集中レベルで釣りたいですね。
今回は、30cmぐらいしか毛鉤を流さないという点を意識しました。
読んだテンカラの本は、1mぐらいしか流すべきではないと書いてありました。
私は、投げるのがあまりうまくないので、流れに毛鉤が引っ張られて変な動きをしないように、ほぼ毛鉤を流さないことを意識しました。
今までの経験上、投げてすぐに魚は食い付きます。魚は意外に毛鉤を見ていて、落ちた瞬間には反射的に食いつくことが多い気がします。そのため、ほぼ流さなかったのですが、これが良かったかはわかりません。次回はもうちょっと流す距離を増やして、様子を見たいと思います。
次回の課題です。
- 釣れる川を聞いてそこに行く(なるべく新しい場所を探索する)
- 今回と同じ集中力で臨む
- 適度に休憩して集中力を保つ
- 毛鉤を流す距離を30cm~1.5mぐらいで振って条件を検討する
次回こそ釣れるといいなあ。次回の探検記をお楽しみに。