みなさんこんばんは。
今回も、神流川に行ってきたのでその記録を報告します。
前回は0匹だったので、今度こそはという意気込みで向かいました。
感想は、そんなに釣れるの?
使ったテンカラロッドはニッシンゼロサム3608 7:3、ラインはヤマトヨテグスのレベルラインを使用しました。
ちなみにですが、今回行った後山沢ですが、以前の大雨か何かで道路を含め崩落しています。漁協の方に確認したところ危険なので行かないでくれと言われました。
2022年3月24日の情報ですが、もし後山沢に行きたい人は漁協、もしくは塚本建設さんに確認した方が良いと思います。
神流川釣行記
釣行編
朝5時40分に起き、8時10分に出発にしました。
9時40分に川の駅に到着です。
今日は南甘漁協管轄の釣り人は4人、上野漁協管轄の釣り人は2人見かけました。
今日は非常に暖かい日で最高気温が24度でした。それもあり、魚たちも好活性だったのかもしれません。
今日も、前と同様に漁協の方から情報を頂こうとしたら、まさかのいませんでした。
10時だと早いのかもしれません。
実は話を聞いてから行く場所を決めようと思っていたので、ほとんどノープランでした。
一応予定としては、空いている場所があれば本流、なければ住居附沢か、前回と同じ西沢に行くつもりでした。
住居附沢と西沢で釣れるという情報があるかわからなかったためです。
しかし、今日は情報を聞けなかったのでとりあえず近場の塩の沢川に行くことにしました。
ちなみにですが、川の駅には釣り人が見たところ5人いました。
珍しく60歳ぐらいと30歳ぐらいの2人組と、3人組の組み合わせでした。川の駅も人気ですね。
神流川支流、後山沢
途中塩の沢川を見ながら車を走らせますが、釣り人はいません。
それもそのはずです。水量が全然足りないので、魚を釣ることはかなり難しそうでした。
途中車を停める場所があったので軽く見ましたが、これでは無理そうです。
次の停める場所では、釣れそうな気配はありませんが、とにかく川に入ることにしました。
10時から釣り開始です。ちなみに左上が後山沢、右が塩の沢川です。
本当は塩の沢川に行くことを考えていたのですが、支流の後山沢の方がワクワクするように感じました。私は支流が好きなのです。
また、塩の沢川は下仁田側まで道路が通っているため、釣り人が多そうなイメージもありました。そのため、より支流の後山沢を登ることにしました。
結構急な斜面で降りるのに苦労しました。
途中滑って尻を強打しました。皆さんは気をつけてください。
手前側はやはり生命を息吹を感じられません。
しかし、ちょっとした落ち込みで魚らしき姿を確認しました。
これはチャンスと思いましたが、沢がかなり小さくて全然投げられません。
私の竿は3.6mなのですが、長すぎです。
今回は2.7mぐらいでよく感じました。資金に余裕があれば、短い竿が欲しいものです。
とにかく何度も投げますが、反応はありませんでした。
するとなんとカエルが。
魚は見間違いだったのでしょうか。とにかく上を目指します。
私のテンカラ像は、石垣尚男さんです。
釣れる魚を釣っていく、釣れないところでは粘らない。毛鉤は変えない。これが理想です。
ということで登ります、
雰囲気はありますが、如何せん水量が足りないです。
それにしてもカエルが異様に多いです。1つのポイントで4匹ぐらいカエルがいるので、カエルを釣らないかビクビクしてしまいます。
カエル嫌いなんですよね……
ただし、ヤマメはいます。
かなり小さい稚魚です。
下手したら毛鉤でも釣れないかもしれないサイズです。
とりあえず狙いましたが、まさかのフライの着水で驚いてしまい、逃げてしまいました。
これはかなりハードな釣りになりそうです。
ここでも逃げられてしまいました。
まさか、中央の浅瀬にいると思いませんでした。
魚レーダーを張り巡らさないとダメですね。そこそこのサイズがあったので、10~12cmぐらいだったと思われます。
落ち込みに逃げましたが、もちろん毛鉤を打っても反応はなしです。
とにかく水量が少ないです。
これは釣りにならないか……という不安に駆られます。
しかし、今日は探検と割り切りました。
ちょっとした深みはあります。
ですが、かなりシビアです。
北に登るので、どうしても南に太陽を背負っているため、影が常に川に差してしまいます。
つまり、魚がすぐに逃げてしまいます。
こういう時は、プロはどう釣るのでしょうか。
ここも良さそうな雰囲気ですが、私の影で逃げました。
上の画像ではあからさまに影が差していますが、もうちょっと遠くからでもバレました。
難しいですね。
とにかくこの川は、水量が少なく、木が邪魔です。
3.6mの竿は失敗ですね。
投げる時10回中、9回はどこかに引っ掛かります。
かなりストレス!と思っていたらなんと釣れてくれました。
ちょっとイライラしていたので、川の画像は撮っていませんが、とにかく釣れました。
綺麗です。
川幅は相変わらず狭いです。
ストレスしか溜まらないですね。
ストレス解消のために川に来ているのに、釣りでストレスを溜めて本末転倒です。
ずっと川は狭いですし、木もかなり邪魔になっています。
とにかく難易度が高いです。
木が少ない開けた場所は、川も狭いです。
途中車が通りましたが、工事関係の人のようでした。
なぜか、1分ぐらいで戻ってきたので、すごい怪しかったですが。
開けている場所は、魚が見えません。
狭い場所は魚がいるのですが、毛鉤を川に落とすことができません。
私のレベルが低いのが原因ですね。もうちょっと上手くなれば、また違うかもですね。
とにかく魚の反応が敏感です。5m以上離れていても、気づいて逃げられることが多かったです。
また、9割ぐらいが、落ちた毛鉤に驚いて逃げてしまいました。流れがないと私には難しいです。
結構木が倒れています。
これもまた、投げるのを難しくしています。木の下とか良さそうなポイントなんですけどね。
釣っていると、時折後ろの方の草むらで「ガサガサ」音がします。
ふっと振り返ると、音が止まります。
また10秒ぐらい経つと、「ガサガサ」。
そっちを見ると、また音がしなくなります。
そんなことを繰り返すと、怖くなってきます。
こう言う時のため、熊撃退スプレーを購入していますが、それでも怖いです。
まあ、実際に岐阜県高山市の登山で熊を見た時よりも怖くはないですが。
川を登る人は、自衛手段があった方がいいです。
薮でガサガサ言っているのは、ポケモンみたいですが、本物はめっちゃ怖かったですね。
常に後ろでガサガサいっていました。
このポイントでも逃げられてしまいました。
しかし、いいサイズの魚はいませんね。稚魚しか見当たらないので、全て釣り上げられてしまったのでしょうか。
ここも水量があって良さそうなポイントです。
と思っていたら、まさかのヒット。
これは良型。20cmはあるぞ。
と思っていたら、バレました。私の腕が未熟なので、ダメでした。
テンカラでバレないように釣るのが難しいですね。
テンカラの本を4冊持っているのですが、遅合わせしろと書いてありました。
焦ってはダメですね。
ちなみに中央の落ち込みでヒットしました。
下に落ち込む直前でヒットしたので、無理にヤマメが出てきてくれたせいで、バレてしまったのかもしれません。
良型いましたね。
この上でも良型のヤマメがいました。
毛鉤には無反応でした。
写真が撮れそうなので、パシャり。意外に良型がいますね。
そしてこの後、コツを掴んだのか、2匹釣ることが出来ました。
先程の画像のさらに上のポイントです。
今日は運がいいかもしれないぞ。
13時をすぎ、腰が痛くなってきました。
私のヘルニアの薬は5時間程度しか持ちません。
つまり、休憩して薬を摂取しないと、痛みで動けなくなります。
キリのいいところで休もうと思います。
次のところで投げてから休もう。
ちょうどいい落ち込みがあります。
まず3投、落ち込み付近を狙うも反応はありません。
しかし、次に左側を狙うと、反応が。
乗りませんが、魚がいることは確認できました。
しかし、ヤマメが食い損なうと2度と出てこないんだよなあ……
そう思って落ち込みに投げるとゴツゴツと反応が。
これは!
と思うも、まさかのバラシ。
もうダメか、と思いもう一度落ち込みに投げると手応えが。
早く!と思って引き上げ、イワナを釣ることができました。
グッドサイズのイワナです。16cmでした。
イワナは何度も反応してくれるので、下手な私にとってありがたいですね。
実は今回初めて渓流魚をキープしました。釣り歴23年で初めてです。
というのも、母に、帰るたびに「あれ?魚は?あれ?」
と執拗に言われます。
そのため、今日からキープせざるを得なくなりました。
ちなみに釣った場所は、こんな感じです。
13時40分から昼休憩です。
14時10分から登ります。
堰堤はこんな感じでした。
登っていくと川の水量がかなり減っています。
途中分岐点がありました。
右側は道路が崩落しているようです。ちなみに工事担当は塚本建設さんでした。中里に事業所があるのは上野の工事を受け持つためだったんですね。
通れそうな左側をいくと、まさかの水がありません。
また、道路も木で埋まっており、通るのが大変そうです。そのため、帰ることにしました。
せっかくなので、釣り降ることにしました。
途中、良型がいたところで、提灯釣りをすると、毛鉤をパクッと咥えてくれ、まさかのヒットです。
このヤマメは良型で、顔もどことなくかっこいいです。
釣り降る方が釣りやすかったです。
というのも、木がなくて投げやすかったですね。もちろん他の川よりは投げにくいですが、今日登ってきたよりも投げやすく感じました。
ここも良さそうなポイントでしたが、魚に気づかれてしまいました。
釣り降りは、魚が川上を見ているので、バレやすいのが問題でしょうか。とにかく私の経験値が足りないです。
途中の橋下でも釣れましたが、残念ながら網から逃げられしまいました。
釣り上がった時に見かけたポイントは、釣り降りでも攻めるべきですね。
この後、初めて渓流で魚を捌きましたが、大変ですね。
特に腰が悪いので、しゃがむ体勢がつらかったです。
また、まな板のようなものもないので、大変です。
あらかじめサイトで調べていたのですが、魚の頭にナイフを入れて絞めろとありましたが、骨が硬くてナイフが入りませんでした。
ここら辺は修行が必要ですね。魚を殺した分、私は強くなりたいです。
15時30分に車に戻ってきました。
ちなみに林道を通り帰ってきたのですが、道路に立ち入り禁止の看板がありました。
後日、漁協に確認したところ、立ち入らないようにと言われました。
今回私の不手際で道路を確認せず釣り上がってしまいましたが、本来なら立ち入ってはいけませんでした。
2022年3月24日現在では立ち入り禁止なので、もし釣りたい方は確認してからが無難です。
次に、前回釣れなかった、神流川本流に行きました。
前のパイプ階段の場所に車を停めたかったのですが、どうやら会社のようで働いている人がいました。
そのため、前回と同じ、停まれる路肩に停めました。
またしても、C&R区間から釣り開始です。
相変わらず釣れません。テンカラだと、本流は不利な気がします。
しかし、今日はあったかい影響か、魚の稚魚の数が増えていました。
画像に見える通り、稚魚がそこらじゅうにいました(中央が全部稚魚です)。
前回いなかった、この深みにも魚が見えます。
しかし、私の水面直下毛鉤では、全然届きません。
前回釣れそうになった場所に行くも、今日は反応はありませんでした。
とにかく今日は探検メインです。
釣り上がります。
前回釣りやめた場所に、16時50分に到着できました。
こっから、細かくポイントを狙います。
しかし、反応は全くありません。
登ると穏やかな流れもあります。
たまに、深みに15cm前後のヤマメがいますが、私の毛鉤は届きません。
今日の後山沢はフライかテンカラに有利でしたが、神流川本流はルアーかエサ釣り師しか勝たん。
深みには魚が見えるんですよね。
ですが、20cm以上の大物は見えませんでした。もっと深みにいるのでしょうか。
釣り上がると川幅が広がります。
途中嫌な予感がしました。
異常に高い声の鳴き声が。鳥かなと思っていると、近場で音がします。
近くの水溜りを見ると、なんとカエルの卵が。
これで繋がりました。
以上に後山沢にカエルが多かったですが、繁殖シーズンだったんですね。
納得です。
なんとなくカエルで気分が悪くなったのと、これ以上粘っても釣れなそうなこと、もう今日の分は釣ったのでやる気がなくなってしまい、帰ることにしました。ここまでで終了です。
17時30分にパイプ階段まで来ました。
せっかくなので、階段から川を撮りました。
17時50分に道の駅上野に到着です。
残念なのが、私のウエーダーがポンコツなので、どこからか水没してズボンが濡れます。
しかも、両足。
外側の浸透圧が高いと濡れてしまうのか……一体。
片足なら破れたとかありますが……
多分ですが、2010年に買ったものなので痛んでダメになったのでしょう。
困りましたが、お金がないのでしばらくこのまま頑張ります。
悲しかったのが、トイレに釣り人らしき足跡で泥まみれでした。
ウエーダーのままトイレに入るんじゃない!
18時出発、19時20分に家に到着です。
今日はグリルで塩焼きです。
不慣れな母が焼いてくれました。
悲しかったのが、父がヤマメを2分割し、二口でヤマメを全て食べてしまったことです。
ヤマメ、食べたかった……まあ、私が二匹しか釣らなかったのが原因ですが。
山の幸に感謝です。
感想
テンカラを始めてから一番釣れました。
後山沢ですが、とにかくストレスが溜まる釣り場でした。
北に登っていくので太陽の影で魚が逃げてしまうこと、魚の反応が敏感で毛鉤が落ちると毛鉤で逃げてしまうこと、木が多くて3.6mの竿では投げにくいことです。
とにかくストレスが溜まりましたが、運良く釣れました。
今日は運が良かっただけな気がします。
ちなみに神流川はストレスは溜まりませんでした。木に気を使わずテンカラを振り回したいですね。釣れませんでしたが。
私自身テンカラがよくわからなくなってきました。
ハリスだけを水中に入れ、レベルラインは水につけないようにしています。というのも、本でそう書いてあるからです。
しかし、それだと毛鉤が水中に入った瞬間に、水中に入らないようにしたレベルラインに引っ張られ、毛鉤が手前に飛んできてしまいます。すると不自然な動きになり、魚に警戒されてしまいます。
それならば、レベルラインごと水に入れた方が良い気がしますが……私は他の人がテンカラをやっているのを見たことがありません。我流です。どうしてもレベルラインを水中に入れないようにすると、毛鉤が吹っ飛んでしまうため、どうしていいかわかりません。
これを直さないと、釣れない気がします。
次回は、レベルラインを水中につけないようにしつつ、毛鉤が吹っ飛ばないように気をつけたいと思います。
神流川本流ですが、やはりテンカラに向かない気がします。
漁協の方にアドバイス頂きましたが、私としてはテンカラは向かないと思います。
もし、テンカラで何か情報があれば私にコメントお願いします。
これからも、テンカラを勉強しつつアウトプットしていきたいと思います。
次回も釣りの際、音を立てないように歩くこと、ハリスだけを水につけつつ、毛鉤をふっ飛ばさないようにしたいと思います。