みなさんこんばんは。
今回は湯檜曽川に行ってきました。釣果はもちろん・・・そして嫌な思いをして・・・
いつも通りの3.6mのテンカラ竿を使用しました。湯檜曽川はとても開けているので、竿を振りやすい環境でした。
湯檜曽川釣行記
今日は午前5時に起きました。7時30分に出発し、9時30分ごろに到着しました。
最初の目標は、湯檜曽公園横でしたが、お盆明けの平日でもすごい数の水遊びの家族連れです。
そのため、登りながら川へ降りられる場所を探しましたが、目的としていた場所にも釣り人らしき車が。
ということで、第3目標の土合駅横から入ることにしました。
急な場所から降りると絶景が。これは釣れない予感が。景色がきれい=釣れないということが頭にあるので、釣れなそうです。
竿を振りますが、全く反応なしです。
途中、コカコーラや焚火後、川へダイブする用の縄などを発見しました。ここは隠れキャンプ場として使われてるかもしれませんね。
反応がないまま登ります。
途中堰堤がありますが、魚影も全くありません。
堰堤上はこんな感じです。
ちなみに堰堤下はこんな感じになっています。
少し登ると、まるで雑誌の表紙に出てきそうな川の美しさです。もちろん反応はありません。
先に行くと山岳風になり、川中に岩が全くなくなります。
大きな深み部分で、先に進むことができない&水中に岩が全くないので釣れないと判断して帰ることにしました。
すると、雑誌の表紙になりそうと言っていた場所に人がいます。
外国のイケメン。さらに美女の娘さん(8歳ぐらい)。さらには、ボーダー・コリー犬?
娘さんは、全身ウエットスーツでした。
Oh-外国人のイケメンがいる・・・
と思い、頭の中で英語を考えます(英語は話せませんが・・・)。
Where are you from?
Do you live in Japan?
How do you go down this liver?
Is this river famous?
脳内で質問を考え、話そうか・・・と思ったら対岸にいたので話せませんでした。そして、親子&ワンちゃんは先ほど自分がいた山岳部分へと進んで行きました。
外国の人も湯檜曽川に来るんだな〜と思いました。湯檜曽川は有名なんでしょうか???
話とけばよかったな・・・と後悔を胸に車に戻ると12時でした。そのため、別の場所に行くことにしました。
とりあえず安全そうな湯檜曽公園に行き、皆が川遊びしているところから入渓することにしました。
パンを食べてから歩きます。
ちなみにこんなような場所でした。かなり開けています。
そして、多分目の前にあるのが谷川岳でしょうか。こちらも釣り雑誌の表紙になりそうに感じました。
行ったことはないですが、どことなくC&R区間のある、石徹白川に似てるように感じました。
もちろん反応はありません。
登っていくと、橋があります。川遊びのお客さんが渡って遊ぶのも楽しそうです。
釣りは全く反応なしです。魚影すらいません。
結構登ると、川の深みで遊んでいる人が。
あれ、さっきのイケメンと娘さん・・・と思ったら、別の白人イケメン外国人とアジア系美女のカップルでした。
そして彼女さんはグラビアばりのビキニでした😲
これは登ろうか、どうしようかと思っていると、外国人の方がすごいよそよそしく、登れよ的な目配せをしてきたので、カップルを避けてさらに登ることにしました。
暑さも限界なので、そろそろ帰りたいなと思っていた矢先、目の前に釣り人が。
釣りを止める口実ができたことと、さらに今来た道はカップルがいて帰りにくいので、退渓点を聞くことに。
近づこうとしたら、30m先ぐらいですごい怒ったように、向こう行け&地獄に落ちろのジェスチャーを10回ほどされました。👎
さらにバツ印を作った後、3回ほど向こう行けとのジェスチャーを。
これはすごい怒っているなと思ったので、オッケーのサインを出して釣竿をしまい待つことに。
退渓場所の質問だけしたかったのですが、釣りが終わった瞬間に質問しようととりあえず待機しました。上流を狙っていると思われたくなかったので、その弁明もしようと思いました。
20分、300回ほど同じ場所でテンカラを振った後、10分ほど仕掛けを直して、10分100回ほど竿を振ってずっといる場所で1匹魚を釣られていました。
この瞬間に質問をしようかと思ったのですが、30m以内に入ったら怒られそうなので待機していました。
タイミングが掴めないまま、300回ほど20分テンカラを同じ場所で振られていましたが、毛鉤を変えるそぶりをしていました。
近づくと怒られると思ったので、そこで、大声で「質問があります」と20回ほど聞きましたが、全て無視されました。ちなみに、声は水中に振動がいかないので、大丈夫だと判断しました。
一応こちらを2回ほど見てくれましたが、明らかに反対側にプイっと顔を背けられたので、これは無理だと思い自力で退渓することに。
前の60~70歳ぐらいの怒っているおじさんは同じ場所で釣っている・・・
ということは動けない理由がある?
ということは足が悪いのではないか?
ということは、近くに入渓点があるはず
という予想で道路側を探すと、通れそうな道があります。
草むらになっていますが、草むら部分から退渓できました。
退渓場所から、おじさんを見ましたが、まだ釣られていました。ちなみに午前9時ごろに通った時に入りたかった場所が、この近くでした。
ちょうど道路側からも入渓しやすい場所ですね。グーグルアースでも足場は確認できます。
もう二度と来ることはなさそうですが。
湯檜曽公園まで歩き、14時40分出発、16時30分には帰れました。
途中、渋川IC近くでパトカーがカーチェイスしていたので、ちょっとドキドキしました。
感想
久しぶりに釣りで嫌な思いをしました。
あんなに怒らなくてもいいじゃないかと思ったのですが、まあしょうがないか、自分にも非があるなと思いました。なぜなら、川の流れがかなり緩やかな場所だったので、足音の影響が出やすい場所だったからです。
確か、石垣尚男氏の書籍で、自分の30m下に釣り人が歩いてきたらイワナが逃げたという話がありました。
今回のケースではちょうどそのぐらい距離だったので(推定ですが・・・)、前のおじさんもヤマメが警戒してしまい怒ったのだと考えられます。というと、釣り人と会話することはやはり不可能なので、これから一切会話はできないなと思いました。30mまで近づいたら、👎を10回ぐらいされますから・・・
あとカップル外国人がよそよそしい理由がわかりました。多分前のおじさんに怒られたんでしょうね。そのせいで、2人目の釣り人の自分に対しても不快に感じたのでしょう。なるほど。
ちょっとおじさんがあそこまで怒った理由に納得いかないので、仮説を3つ立てました。
- 昔は我が家の領土だった
- 吃音症
- 妻とそこで出会った
昔は我が家の領土だった
おじさん:
「昔、湯檜曽川は我が家の領土だった。
日本がアメリカに負け、漁業組合ができ自由に魚が釣れなくなった。昔は金もかからなかったのに。
今では、外国の人間まで来やがる。ここは昔、うちの川だったんだよ。おめえら引っ込め👎」
吃音症
おじさん:
「何か物欲しそうに若いのがこっちに来やがる。
おれは吃音だから話すと、絶対笑われるに違いない。
ここは、近づけないのが得策だ👎」
妻とそこで出会った
おじさん:
妻とはテンカラをしていたこの場所で出会いました。
今はコロナで亡くなった妻ですが、ここは思い出の場所なのです。
誰も近づかないでください。この場所は妻との永遠の思い出なのです👎」
こんなところでしょうか。
納得しました。
真面目な対策としては、👎されたら、素直に外国人の横を通って、公園まで川を通って帰るのがよかったですね。
カップルが、接吻しようが、胸を揉もうが、その隣を何食わぬ顔で通ればよかったのですが、それができませんでした・・・
おじさんが他の場所で、「若いのが俺が釣りしてるのに上に通り抜けようとしてたから説教してやったんだよ、がっはっは」
って言われるのが嫌なので、弁明しようと1時間待ちましたが、そんなの考えずに一期一会なのでさっさと帰ればよかったですね。反省です。外国カップルに気後れしたのがダメでした。
ただ、おじさんはテンカラがうまかったですね。左手でも右手でも投げてました。同じ場所に500回ぐらい撃つのは信じられませんが、足が悪ければ川を登ることは不可能なので、釣れる魚を登って釣るよりも、目の前にいる釣れない魚をどう釣るかというのは、確かに納得でした。自分も足が悪くなったら、同じ場所で16時間ぐらい釣ろうと思います。
私も含めて、釣り人のマナー的なことに問題があると思いました。特に、私は安易に釣り人に近づこうとしましたが、マナーで釣り人に近づいていけないというものがあるかもしれないので、上州屋などで初心者用のマナー講座をしてほしいと思いました。
釣り人のマナーは悪いことが多く、上野漁業組合のキャッチアンドリリース区間でも問題は度々起きています。釣り人が、川遊びをする親子に、「ここは釣りの場所だから別の場所に行け」と怒鳴ることが毎年あり、問題になっているのを聞きます。私は、どちらかと言うと、親子の川遊び優先で釣り人が譲るのが普通と思っていましたが、ここら辺は釣りマナーというものがあるようなので調べる必要があるように感じます。
話は変わりますが、皆さんも釣りで嫌な経験ってありますかね???
自分が過剰に反応しただけで、他の釣り人は嫌な経験はないものでしょうか。
自分が思い出しただけで、釣りの嫌な思い出は4個ありました。
2012年から2013年、2015年から2019年夏までは釣りしていないので、釣りをしているときは嫌な思いをするもんだと思っています。日本ではなんとなく釣りのルールはありますが、法律のように決まっていないので、拘束力がないのと、認知の問題、あとはドイツと違い日本では釣りのライセンスがお金のみということでしょうか。ちなみにこちらのブログが、ドイツの釣りライセンスについて書かれていて面白くわかりやすかったです。
- 渡良瀬川で知らない人が隣で釣りをする(2010年)
- 桐生川で何も言わずに上流へと行く(2010年)
- 管釣りで目の前を釣れなくする(2014年)
- 管釣りで中学生に説教される(2014年)
渡良瀬川で知らない人が隣で釣りをする(2010年)
これは自分の中で結構ホラーなのですが、渡良瀬川の錦桜橋下で釣っていました。
すると、いつの間にか、30cmぐらい隣で30歳ぐらいの知らない男がルアーで釣っていました。
端から見れば、友人同士で釣りをしていると見えますが、全く知らない人でした。その状態で数分釣っていたのですが、当時は気味が悪かったです。もちろん会話はありませんでした。
桐生川で何も言わずに上流へと行く(2010年)
これはあるあるですね。
当時渓流釣りを始めたばかりで、かなり遅く川を登っていました。あまり水中にいるのは良くないということで、河原に上がって釣りをしていると、すごいペースで自分が釣っている反対側を男性が登って行きました。
自分の釣っている落ち込みを登ると、そこから釣り開始です。
「ふぁ???????」となりますが、端から見れば、自分が下から追いかけている構図です。
こうして、釣りの主導権を取ることができるのが渓流釣りです。
本当、気が短い人だったら、殺してそうですが大丈夫ですかね?
管釣りで目の前を釣れなくする(2014年)
これも管釣りあるあるだと思います。
確かアングラーズエリアフックさんだったと思うのですが、この場所は結構マス玉が発生しやすいと思います。マス玉は簡単に言うと、ニジマスが20~50匹ぐらいが絡み合って、玉を形成している状態です。ただ、面白いことにマス玉の近くに通すと釣れると言うことではないのですが、条件がハマるとめっちゃ釣れます。
当時、管釣りにめっちゃハマっていて、アングリングファンという雑誌も研究していました。
そこで、ミッツドライというものがあるのですが、これが早朝など、表層を意識している時に爆釣します。
たまたま条件が重なり、マス玉で5投5キャッチなどすると、周りの釣り人はもう黙っていませんよね。
完全に図のように封殺されました。隣の釣り人が交互にこれをやると、挟まれた人間は何もできません。そして、ドライミッツじゃないと釣れないのよ〜、場所じゃないのよ〜となります。
これはやりすぎだなと思いましたが、もう釣る場所は残っていませんでした・・・これが今までの人生で一番の衝撃でした。23歳の男に40歳ぐらいの2人の男が寄ってたかって釣れないようにするという衝撃はすごかったですね。中学生だったらしょうがないとは思いますが、いい大人ですから・・・
当時大学院生だったので土曜の早朝しか時間がなかったのですが、休日の管釣りは地獄でした。これ以来、釣りスペースが確保できないので1人で管釣りに行かなくなりました。ちなみにアングラーズエリアフックさんは、良い管理釣り場だと思います。釣り人のマナー的な意味でダメでした。ロケーションはとても良いです。
この経験から1人で管釣りに行かなくなったのですが、管釣りをやっている人間がいないので、大体初心者の人と一緒に行きます。
すると、必ず初心者の人が幅寄せされます。
自分は休日の管釣りの、まっすぐ前にしか投げません。なぜなら休日の管釣りはほぼ投げるスペースがないから。まるで釣りのトーナメントのようにまっすぐ前に投げ続けます。
しかし、初心者の人はまっすぐ前にルアーを投げられません。すると、怒った隣の人が、お前がやってるなら、俺がお前の領土を潰すとなります。
大体、一緒に行った初心者の人が「釣る場所がない・・・」というので場所を交代します。そうならないように「初めて管釣り来ましたね〜」と大声で隣の人に聞こえるように言うようにしているのですが、隣の人は大体怒って初心者の人の釣る場所をなくします。
これは、もう管釣りに行かないしか手段がないですね・・・
管釣りで中学生に説教される(2014年)
これは自分が悪いのですが、当時隣の研究室の後輩がどこか行きたいといっていたので、真夏に管釣りに誘いました(ミッツドライの件があったので数人で行きたかった)。
しかし、真夏なので全く釣れません。2人で1匹ずつぐらいだったと思います。当時大学院生だったので、ほぼスプーンしか持っていなくて(他はミッツドライなど色物系)、さらにラインもナイロンでした。
すると、隣の中学生ぐらいの子は、真夏なのに数匹は釣っています。クランクベイトで釣っていたと思いますが、その子が「釣れなくて恥ずかしくないの」と絡んできました。
「釣れないんだよね〜」と戯けましたが、心の中では「こっちも釣りてえんだよ」と思っていました。ただ、意外に色々と教えてくれて、真夏はほぼ釣れないから、ラインは感度の高いPEにしないと厳しいだの、最低でもラインはフロロカーボンにした方が良いなど色々と助言してくれました。それ以来、ほぼフロロカーボンしか使っていません笑。もちろんあれから色々調べて、乗せる釣りはナイロンの方が良いなど色々考えましたが、劣化するのが面倒でほぼ全ての釣りはフロロカーボンです。
ただ、最初に「装備は整えろ」だの色々言われましたが、こっちは親が釣りやってねえから、貧乏な学生にはそんな道具は買えねえんだよ、管釣り代で精一杯だよと思って嫌な思いをした記憶があります。
ということで、皆様も釣りで嫌な経験がありましたら、コメント欄にお願いします。
単純に釣りで不快な思いをすることがあるのか気になりました。なるべくなら、人関係でお願いします。ブヨが不快とか、そういう話ではありません笑
とりあえず、今後は釣る場所も考慮する必要があるように感じました。
釣り人=危険なので、安全な場所で釣る方が良いように感じます。今思いついたものでは、お金を払って川で釣る、上野漁業組合や秩父漁業組合の中ノ沢など、川だけど管釣りのように整備されているものでは、民度の悪い釣り人が少ないように感じます。
あとは菅沼など、貸しボートの上から釣るだけの場所だったら、それほどトラブルはないのかと思っています。
それか、やはり野反湖など、湖系の釣りも川を登らなければ今日のようなトラブルはないかと思います。
川で釣りたければ人が来ないような人外の秘境に行くか、怒られないように性転換手術で美女になるかすれば、おじさんも怒らないかと思います。ただ、年券があるので、今日はたまたま事故ということで、釣りを継続するかですね・・・
何か良いアドバイスがあればコメントください。
とりあえず、命の危険を感じたので、ナイフは持ち歩こうと思いました。自分のせいで釣れなければ、殺されるのではないかというぐらいに怒っていたので、身の危険を感じました。
まとめ
- 釣り人は危険なので、見かけたらすぐ逃げる
- 護身用にナイフを持ち歩く
- 釣りが上手くなったら偉くなれるので、早く歳を取る
- 自分が偉くなって、日本の釣りもライセンス制にする