赤城不動大滝ハイキング

  • 2019年10月13日
  • 2019年10月14日
  • 登山

みなさんこんばんは。

 

今回は群馬県前橋市粕川町にある赤城不動大滝に行ってきたので、その道程などについて書いていきたいと思います。

赤城不動大滝ハイキング

赤城山黒檜山に登るため、6時に起床しました。

腹の調子が悪いので、調子がだいぶ良くなった9時ごろに出発です。

 

2019年9月29日の今日は赤城山ヒルクライムがあるとのことで、小沼ルート経由で赤城山の大沼まで行く予定でした。

そのため、カーナビにセットして小沼ルートに向かいます。

 

途中、道が土砂のため通行止めだとわかりカーナビを頼ると、ヒルクライムイベント中のルートを行けとの指示が。

これは無理そうなので、別の山を探すと、前橋市のホームページで赤城不動大滝の情報が出てきました。

 

なるほどと言うことで、まずは前不動尊前駐車場に停めます。

4台車が停まっていて、私の後にも車が1台きていました。

前不動尊前駐車場

 

駐車場自体は広いですが、来る途中の道が非常に狭いので、車に慣れていない人は気をつけて下さい。


一点注意点としては、熊の生息域なので、熊に気をつけて下さい。

以前熊撃退用スプレーの記事を書きましたので、必要な方はご参照ください。今回も熊撃退スプレーは当然持っていきました。

 

駐車場から歩いていくと、こんなような平坦な道が続いています。

そのため、非常に歩きやすい印象です。

赤城不動大滝ハイキング道

 

道中、延命猿水なるものがあり、延命できるようです。全く赤城山の伝説を知らないのですが、こういったものがあるんですね。

延命猿水

 

大体の所用時間が書いてあるのでわかりやすいですね。

赤城不動大滝ハイキング道

 

国定忠治のみはり岩など見所もあります。

ただ、国定忠治の写真をわざわざ取りに来る人は少なそうです(汗)。

国定忠治みはり岩国定忠治

 

20分近くほど歩くと、電球がついているところが見えてきます。

赤城不動大滝ハイキング道電球

 

すると、こちらに滝沢不動尊があります。

滝沢不動尊

滝沢不動尊は平安時代に建立されたということで、上杉謙信が小田原城の戦い前に、滝沢不動尊に必勝祈願に立ち寄り、戦のお守りとして切り取りましたが、「不動様の手を持っていると負け戦になる」ということで、埼玉県深谷市にある下手計鹿島神社の不動明王の体内に手厚く奉納したとされています。

まあ、結局小田原攻めは成功しなかったのですが・・・

 

ちなみにこちら滝沢不動尊ですが、現在もこちらに住まれている方がいるようでみなさんでテレビを見ていました。

そのため、あまりうるさくしない方が良さそうですね。

 

ちなみに手水舎もしっかりとありました。

ここまでの道のりは平坦で20分ほどでした。

 

これから先が赤城不動大滝への道のりとなります。

少し歩くと、粕川の河原へと降ります。

粕川河原

この際川を渡る必要があるので、雨の日や増水した日は避けた方が良さそうです。

私が行った日は晴天だったので、川に埋まった石を踏み台にすることで全く濡れることはありませんでした。

 

河原を超えると、先ほどまでの平坦な道とは打って変わり、若干険しくなります。

ただ難しい登山道ではないので、怪我をしないようにだけ注意しましょう。

赤城不動大滝ハイキング道

 

途中、どこかの道と合流します。

これが小沼ルートですかね???

橋の下をくぐり、赤城不動大滝を目指します。

小沼ルート

 

唯一の岩場がこちらになります。

はしごを使いますが、比較的楽に歩けます。

赤城不動大滝ハイキング道はしご

 

写真にはありませんが、もう一つ直角なはしごが先にあります。

岩から転げ落ちないように気をつけましょう。

 

最後の粕川の河原です。

ここを過ぎれば赤城不動大滝はすぐです。

赤城不動大滝ハイキング道粕川河原

 

ただ水が綺麗なので、釣りも楽しめそうですね。

話は変わりますが、来る途中の荒砥川で、完全装備で釣りをしているおじさんがいました。

 

あれは一体何を釣っていたのか?今の季節は禁漁なので、雑魚でしょうか?

 

閑話休題、そのまま河原横を進むと赤城不動大滝です。

40分ほど歩いてこの感動は手ごろに思えました。

赤城不動大滝

 

非常に大きな滝で、見応えがあります。

私は釣りが好きなので、滝壺の深さが気になりました笑

赤城不動大滝滝壺

 

そのまま滝を見つつ、ドーナツを食します。

他にもこの場所で休憩している方が多かったですね。

 

帰りは、そのままサクッと帰り40分ほどでした。

 

駐車場に着くと、自転車に乗った太田から来られた男性と10分ほど会話をしました。

赤城大沼に抜けたかったようで、ルートの確認をされていました。

 

一応ヒルクイラムがあるからメインルートも通れませんとのお話をして、おおさる山乃家を目指して自転車を漕がれていきました。

残念ながら台風の影響か土砂崩れで、前不動尊前駐車場上のルートもおおさる山乃家までは通行止めで行けませんと書かれていました。

 

自転車では行けたか心配です。

 

今回滝沢不動尊ハイキングでしたが、かなり簡単なルートに感じました。

その証拠に、3歳ぐらい?のお子さんを連れた家族が2組いたので、親のサポートがあれば楽に登れるのではと思いました。

 

また、一応滝沢不動尊にトイレも配備されているので、女性も安心かと思います(あまり綺麗ではありませんが)。

 

冒頭でも述べましたが、あとは前不動尊前駐車場に来るまでの細い道が懸念ですね。

帰りにクラウンと遭遇しましたが、あまり大きくは避けてくれなかったのでヒヤヒヤしました。

 

私のように車の運転に自信がない人は、車の運転にお気をつけください。

家族で登るには最適に感じた、赤城不動大滝ハイキングコースでした。

 

所要時間も大人であれば2時間弱ぐらいなので、気軽に行けるハイキングコースかと思います。

 

最終的な総合評価(あくまで個人意見です。)

魅力 荘厳な滝は見ものだと思います。 4
利便性 駐車場までの道のりが不便だと思います。 2
安全度 子供でも歩ける道なので評価は高いです。 5
元気度 体力はそれほど必要ないので、高評価です。 5
総合 気軽に行けるのでオススメです。 4