みなさんこんばんは。
今回は前回上野村でヤマメに出会うことができたかったため、県外に行ってきました。
その場所は、秩父です。
というのも、秩父はなんと9月30日まで釣りが可能なので、ギリギリ行ってきました。
今回はテンカラで行くということで、あらかじめテンカラに適した川を見つけて釣りに行きました。
ロッドは相変わらず3.6mのロッドです。
毛鉤はほとんどニンフを使用しました。あとは10年前に中途半端にハックルだけ巻いた#10のドライフライもどきを持って行きました。
釣行
朝3時に起き、5時30分に出発しました。
目的としたローソン小鹿野飯田店に7時20分に到着です。
店員さんに釣り券を頼むと、「日釣り券でいいの?」と言われたので、「コンビニでも年券を扱っているんですか?」と聞いたら知らないと言われました笑
「全然わからないの、ごめんね〜」とおばさんに言われ、そりゃ釣り券なんてわからないよな〜と納得して、目的の場所に向かいます。
10分ぐらい走らせ、地図であらかじめ調べておいた場所に車を停めます。
しかし、降りる場所が全く見当たらずに、却下。
1キロほど先に進め、とても広い空き地に車を停めます。
集落側に行き、降りる道を確認して、8時より釣りを開始です。
里側風な感じで、登りやすそうです。
そして、確かにテンカラでやりやすそうな気がします。
一つ懸念点といえば、熊出没注意の看板でしょうか。
今回はさらに、「この地区に以前熊が出没しました」と書かれていたので、さらに怖いです。
とりあえず、スタート地点の淵を見ると魚がいます。
見た感じ15cmぐらいもサイズも見えるので、ニンフで探りますが、もちろん反応なしです。
そりゃ9月末だし、スタート地点だから狙われるよね〜ということで、遡行を開始します。
小規模の瀬が多いです。
水深はふくらはぎぐらいですかね。いまいちどう狙っていいかわかりません。
とりあえず水深のありそうな場所だけ探って行きます。
やっぱり美味しそうな淵がいいよね、ということで淵を確認すると15cmサイズが少なくとも、どの淵にも1匹はいます。
ただ、スレているのか、毛鉤を見切られているかわかりませんが、反応がありません。
手持ちの毛鉤何種類か確認しましたが、反応は芳しくありません。
各淵で1回ずつ計2回、ヤマメの頭上に毛鉤を放り込んだあと、後方3mぐらい過ぎたらものすごい勢いで、毛鉤に向かって行き、ものすごい勢いで離れて行きました。
これは近くで確認したら、毛鉤だったので、食べなかったという理解でいいですかね笑
あとは、管理釣り場でよく見る現象ですが、メインラインとハリスの結び目に反応して、ジャンプすることがありました。
今日はドライフライが良いのか?ということで、ドライフライに変えると、反応はしますが、針が大き過ぎて咥えられないようです。
サイズは#14~18ぐらいがいいのか〜と痛感しました。
淵のヤマメは反応してくれませんが、代わりにニンフフライに、こいつが反応してくれました。
多分アブラハヤだと思いますが、どうでしょうか。
君は関西にいるときも、渓流で釣れたけど、どこにでもいるね〜
結構な流れの瀬でも一回釣れたのですが、バーブレスフックのせいで途中でバレました。
やっぱりバーブレスは練習が必要だね〜
バラした一匹はアブラヤハだったのか、ヤマメだったのか気になるところです。
もしかして、ヤマメだったのか〜と疑惑に思っていると、次の淵でアブラハヤが再び釣れました笑(写真なし)
やっぱりさっきのもアブラハヤか〜と思い、一旦休憩です。
前回の釣行で、空腹&脱水で苦しめられたので、今日は飲み物とドーナツを持って行きました。
河原で食べるドーナツはかなり美味しかったです。
テンカラの本に休憩が大事と書いてあったので、10分ほど休みましたが、かなり集中力が戻りました。
これ以上は、淵で釣っても意味ないから、瀬を釣るか〜と思い、地道に瀬を攻めると、ついに念願のHIT!
サイズはとても小さくて忍びないですが、とても綺麗なヤマメで婚姻色が綺麗ですね〜!
ずっと君に会いたかったんだ〜と思い、これで今日はなんとか終われそうです。
釣った場所はこんな感じです。ふくらはぎ弱ぐらいしか水深がないですが、釣れました!
瀬が釣れるとわかったので、全てのポイントに3回ずつ毛針を流します。
なんとか目的の場所に10投中、6投ぐらいは行くようにはなりました。ただ、手首が相当痛くなりました。
先ほどのヤマメ以降は反応はありませんでした。
瀬はニンフで攻めて、結構根掛かりしたので、さらに疲れました。後半はドライフライもどきに変えましたが、結局釣れませんでした。
ただ淵では、ドライフライの方に反応していたので、ドライフライが良かったのかもしれませんね〜来年は巻こう!!!
最後は堰堤です。
探るも反応はないので、ここで終了です。
退渓点がないので、入渓したところまで戻りました。
14時に車に戻りましたが、隣のS川に行こうか迷った挙句、帰宅することにしました。
ちょっと体力がなかったので、途中で30分ほど寝て、帰宅して終了です。
感想
秩父はすごいですね。
自然が多くて、9月下旬なのに、セミも鳴いていました。
動物も量が多いようで、鹿のフンらしきものを2箇所、水際の動物の足跡を10箇所ほど、蛇にはなんと3回も遭遇しました。
最初は、トカゲがこっち見てる!?と思ったら、川に浮いている蛇でした笑
2回目は、自分から逃げていく途中で、3回目は踏みそうだったのでとても危険でした。
1匹目はヤマメのパーマークに似てるなと思ったので、シロマダラという蛇ですかね???
他には、今日は芋虫デーみたいで、川で結構なサイズの芋虫の死体を見かけました。
9月下旬は芋虫が死にやすいのか、芋虫が多い川なのか。
ただ、A川ですが、今年見た川の中で一番ヤマメの量が豊富そうでした。
これは来年も練習に来たいところですね。
とりあえず今シーズンは終了の予定です。
来年は50回ほど釣行して、ある程度釣りがうまくなればと思います。
テンカラの毛鉤ですが、来年は4パターン持とうかと思います。
今日の釣りで感じたのは、1つのフライで対応できないこともあるということです。
テンカラの本に、大先輩たちは1種類で十分というのも見ましたが、初心者の自分は魚がいる場所で狙えた方が有利かと思いました。
ということで、来シーズンまでに、ドライフライ、水面直下、ミッジ(小さいサイズ)、ニンフ(重いフライ)の4種類を準備しようと思いました。
来年はこの4種類を持って、テンカラに挑戦していこうと思いました。