ダメな奴ほど成功する。0.1秒で人生が変わる偉人の名言穴埋めドリルを読んだ感想

みなさんこんばんは。

 

今回はダメな奴ほど成功する。0.1秒で人生が変わる偉人の名言穴埋めドリルを読んだ感想です。

前回学び続ける理由 99の金言と考えるベンガク論。を読み、名言と共にやる気を手に入れたので、違う視点から名言を楽しみたかったので読むことにしました。

学び続ける理由 99の金言と考えるベンガク論。を呼んだ感想

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著者は?

星まこと氏です。

教員歴10年の偉人・歴史研究家。努力を続ける際に心の支えになったのが、偉人や有名人の言葉や人生ということで、子供たちに偉人の伝記や名言をとりあげ指導しているそうです。

 

印象に残った内容?

妥協しない

些細なことだといってひとつ妥協したら、将棋倒しにすべてがこわれてしまう。

昭和の大映画監督 黒沢明(1910~1998)

彼の妥協しない「完全主義者」ぶりはこんなエピソードからもわかる。

1985年公開の「乱」では寺尾聡が天守閣から夕陽を見つめる30秒ほどのシーンを8か月かけて撮影した。「七人の侍」では衣装の農民の着物を、まず土に埋め、数日後に取り出して、たわしでこすって古さを出した。「乱」は脚本に10年、武士のエキストラ はのべ12万人、使った馬はのべ1万5000頭にも上った。

長所でも短所でもあるのが、妥協しないことだと思います。

ただ、芸術や音楽のような作品をつくるもの以外の仕事では、なるべく完璧を目指すなとよく言われます。

現代では、100点を目指すよりも、80点で素早く仕事をこなす方が重要視されているように感じます。多くのビジネス本を読みましたが、ほとんどの時短系の本で完璧を目指すなと書いてあります。

現場系の仕事では素早く実務をこなし、芸術系では自分が納得するほど完璧に仕上げるのが良いように感じます。ただお金がないうちは、納得するものをつくる時間や金銭的な余裕がないように思います。ここはバランス感覚がものをいいそうです。

 

自分で考える

仕事は探してやるものだ。

与えられた仕事だけやるのは雑兵だ。

天下統一の礎を築いた武将 織田信長(1534~1582)

与えられた仕事とは、その人にとって確実に達成できるものばかりである。そこには感心するような驚きはない。自分で考え、相手の想像以上の働きをすることで感動を与えることが大切だと、信長は教えている。

この織田信長の言葉は知りませんでした。

現代でも、与えられた仕事をただ考えずにやるだけでは、得るものも少ないかと思います。

激情家のイメージがある織田信長ですが、仕事に対しても今に通じる感性を持っていたのかもしれません。

 

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心の持ちよう

この世に「雑用」という用はありません。

私たちが用を雑にしたときに

雑用が生まれます。

ノートラダム清心学園理事長 渡辺和子(1927~2016)

それは入会してすぐ、アメリカで修行していた時ときに起こった。配膳のために百以上の皿やコップなどを机の上に手早く並べていた。それを見ていた修練長は和子と二、三言葉を交わすと、「同じ仕事をするなら、やがて夕食の席につく一人ひとりのシスターのために、祈りながら並べてゆきなさい」と話した。そのとき和子は、「『つまらない』と考えて過ごす時間は、つまらない人生しか残していかない」と思い、右の言葉を胸に思ったのだった。

それ以来、「お幸せに」と祈りながら配膳をした和子は、自分の仏頂面が消えたことに気付いたのだった。「つまらない仕事をつまらなくない仕事に変える」ことを、和子はそこで学んだのだった。

仕事のやり方に対するメッセージです。

やっていることは事実です。ただ、それをどう受け取るかで心情が決まります。どうせならつまらない人生よりも、楽しい方が幸せです。

 

時間の使い方

人生という試合で最も重要なのは、

休憩時間の得点である。

フランス皇帝 ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)

ナポレオンは戦争の天才といわれる。実際、晩年に失脚するまで彼は連戦連勝だった。しかし、それは戦いに挑む前の「休憩時間」に周到に作戦を立案したからこそだ。優れた計画の遂行こそが彼を勝者ならしめた。

業務時間に仕事をやるのは当然です。

仕事で差が出るのは、皆が休んでいる時にどうするかです。これは私も感じていたことなので、この年末も、皆が休んでいる間に駆け抜けていきたいところです。

 

まずやってみる

長い階段を上るとき、その階段の全てが見えなくてもよいのです。大事なのは、目の前にある一段を上ることです。

公民権運動指導者 キング牧師(1929~1968)

初めはキングと友人数人による発案だった小さな運動が、アメリカ中に広がっていったのである。

いきなり大きな目標を立てても実行できないという人がいます。

そのときはまずやってみることが大事です。キング牧師の言葉はそのように言っていると感じました。

 

プライドは捨てろ

自分が偉いと思っていると、人は何も言ってくれない。自分が一番バカになればいいの。何でも言ってくれるよ。

ギャグ漫画の王様 赤塚不二夫(1935~2008)

この言葉は、酒は飲めなくても酒場に出向くなど(博多の中洲の酒場でタモリと出会い、世に送り出した)、人と付き合うことが好きな赤塚不二夫独自の哲学が見られる。

中途半端に年齢を重ねると、周りの人がアドバイスをしてくれなくなります。

しかし、相手の方が下だと感じると、人はアドバイスしたがるものです。そして、アドバイスを受けたら素直に聞くことです(実行するかは聞いてから考える)。

そうすれば、普通の人生よりも多くのものを手に入れることができそうです。

 

感想

実際の本では、名言が穴埋めで出されているので、答えを想像しながら読むことができます(印象に残った内容では全て答えごと書いています)。

答えを想像しながら読みましたが、概ね7割ほどは答えと似たような言葉を描くことができました。

 

問題形式の名言の本は見たことがなかったので、その点は面白く感じました。

名言は納得できるものもあり、その人の人生を表しているようで非常に面白かったです。

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