みなさんこんばんは。
今回は利根漁協管轄の薄根川、赤倉川に昨日に引き続いて釣りに行ってきました。
坊主で釣りが終わるとあまり良い印象ではないのと、3連休前であり、さらに来週は実家に帰る必要があったため、しばらく釣れないと思ったからです。
今回もいつも通りの3.6mのテンカラ竿を使用しました。
釣行紀
朝9時に起き、軽く仕事をしてから釣りに行くつもりが、なんだか仕事に集中でき、気付けば11時30分でした。
急いで出発し、13時10分に赤倉川横の林道入口に到着です。
赤倉川
林道横には車が2台停めてありました。さらに、橋下の薄根川では釣り人がいました。
これは去年自分が釣った場所ですね。
2台の車はきっと赤倉川だなと思いつつ、どの位置に釣り人がいるか確認するため、林道を登ります。
ちなみに林道は5kmほどあるそうで、車は侵入禁止となっています。
先行者を確認するため、20分ほど歩きましたが、いませんでした。
中途半端な場所から入るのもどうかなと思ったので、今回は別の場所で釣ることにしました。
ちなみに林道から見ましたけど、かなりロケーションは良さそうでした。
木も川に覆っていないように思えました。
林道入口まで戻ると車が1台になっていました。てっきり2人で釣っていたと思ったのですが、違かったんでしょうか。
とりあえずオプションとして薄根川の予定していた場所まで車を走らせます。
しかし、なんとなく釣れなそうな感じがしたので、去年降りたかった場所に車を停め、川に降ります。
薄根川
釣れそうな雰囲気をビンビンに感じつつ、14時前ぐらいから釣りを開始です。
しばらくは反応がありませんでした。
しかし、小さい落ち込み部分で当たりがあります。
あれ、結構大きい当たりが出るんだなと思いつつ、もう一度同じ場所に投げ込むと当たりが再びあります。
さらにもう一度投げると、もはや反応は無くなりました。
流石にチャンスは2回かと納得です。
ちなみに当たりがあったポイントは、手前の大きい石の奥側部分です(石で見えなくなっている部分)。
驚いたのが竿にしっかりとした当たりがあったことです。流れ込みで毛鉤を流し込むため、メインラインまで水の中に入れていたのですが、明確に分かる当たりでした。
とりあえず魚がいることがわかったので、奥側の巻き返しに投げると再び当たりが。
素早く合わせると、今季初のヤマメくんが来てくれました。
やっぱりヤマメは綺麗ですね。
推定14cmぐらいでした。もっと大きくなって遊んでおくれ、とリリース。
ちなみに川に手を突っ込みましたが、痛いほどの寒さでした。
今回釣れたポイントは、中央にある尖った岩の下の巻き返しです。
イワナを釣るイメージでしたが、ヤマメも巻き返しで釣れるんですね。
それに、今回もメインラインまで沈めていたのですが、またしても手に当たりが来ました。
今日は活性が高いのか?と思いつつ、その勢いで釣り上がりますが、それ以降反応はありません。
毛鉤をロストした際に、ハリスを30cmほどにした(接続にミスして30cmになってしまった)ので、その影響かもしれません。
やっぱりハリスは長い方が良いのか?とも思いました。
ハリスが長い方が当然魚の警戒度は下がると思ったので、そうなのかと思いました。
まだまだ釣り上がっても良かったのですが、木が多くてストレスなのと、赤倉川で釣りたいという気持ちが大きかったので、撤退です。
退渓はかなりしやすかったですね。退渓した場所はこんな感じです。
逆に入渓もしやすいので、反応がなかったのでしょうか。
結構雪も残っていたので、日陰は寒かったですね。
赤倉川
ということで、再び16時頃に赤倉川に戻ってきました。
林道横に来ると、車がいなくなっていた代わりに、なんと猿の大群が。20匹はいるでしょうか(木に同化して大群はわかりにくかったので、道路にいるやつを撮りました)。
車に少し驚きつつ、山に登っていきました。
猿が30mぐらい離れたところで、こちらの様子を伺っていることにびびりつつ、釣りに向かいます。
多分武尊山が見えていますが、真っ白です。
今年登れればいいなと思いました。
赤倉川ですが、ロケーションは最高です。
木もそれほど多くないので、釣れそうです。
ちょこちょこ竿を出しつつ、あるポイントで、白泡の勢いが凄まじい部分に投げ込むと毛鉤が引っかかっているような感じになります。
根がかりか、面倒だなと思い竿を倒すと、下流側に動きます。
木か?だけど、全然針が取れないなと思いつつ、竿にビンビンと激しい感触がします。
流れが強いからかと思ってたけどまさか・・・
と思ったら案の定イワナが釣れていました。
サイズとしては、20cmほどでしょうか。
初めてテンカラで20cmサイズを釣りましたが、結構重いですね。
何より、竿のパワーが無さすぎてそれにびっくりでした・・・
全然魚が寄ってこない・・・ルアーがメインだったのでそれにも驚きました。
フィッシュアンドイートの人なら食べただろうなと思いつつ、再び会えることを願ってリリースします。
ずっと20年間ほどキャッチアンドリリースでやってきたので、なかなか食べる気にならないんですよね。
あとは20cmぐらいのイワナやヤマメが可愛いので、殺すことができません・・・
岩魚の塩焼きを食べたことがないので、おじいさんになったら食そうとそっと思いました。
ということで、釣りを再開して釣り登りますが、反応がありません。
何かの気配を感じ、林道側を見ると猿の群れが。
こっちを監視しています。
結構登ってきたけど、ずっと監視しているのか・・・
何より申し訳ないのが、猿が非常に退屈していることです。
多分、「一応テリトリーに入ってきたから監視するけど、何にもあいつせんやん・・・」て感じで、本当に暇そうに毛繕いとかしながらこっちを見ています。
猿がいつか襲ってくるんじゃないかとビクビクしながら、釣り上がります。
少し登ったところはこんな感じです。
途中少し音を立てた場所で、魚が動いたのが見えたので、少なくとも魚がいることは確認しました。
やっぱり慎重に登るのが良いですね。
他にも、キャストした後、猛スピードで魚が毛鉤に近づいていくことがあったので、少なくとも何らかの興味はありそうでした。
しかしそれ以降全く反応なしです。
川は綺麗ですが、反応はありません。
瀬も多いし、大淵もあるので、バリエーションは豊かでした。
17時30分にこの大淵に挑戦しましたが、反応はありませんでした。
テンカラで淵を釣るのは難しそうです(私は毛鉤を変えない派なので特に)。
ということで納竿です。
17時50分に出発し、19時10分に到着しました。
3連休の前かわかりませんが、早く帰宅できました。
感想
今日は気温が18度ということもあったせいか、魚の活性が高かった気がします。
手元に当たりが来るほどだったので、非常に釣りやすく感じました。
あとは、もっとうまく毛鉤を流すか、ポイントを選定すれば釣果が上がったかなと思いました。
一つ驚いたのが、巻き返しでヤマメが釣れたことです。
巻き返しといえばイワナのイメージでしたが、ヤマメの生息域では巻き返してもヤマメが釣れるのでしょうか。
ずっと今までルアーでやっていたので、巻き返しで釣れるというよりは流心のヤマメが釣れていると思っていましたが、巻き返しにもヤマメがいるのですね。
意外に有効な手だと思ったので、巻き返しなどではメインラインを送り込む作戦も使っていきたいと思いました。
今回イワナが釣れましたが、完全にたまたまだった気がします。
他のポイントでも白泡を狙いましたが、反応はありませんでした。
これについては、今シーズン検討していきたいと思いました。
ちなみに釣った毛鉤ですが、#14サイズのなんちゃって逆さ毛鉤です。
キジの羽を使っていないし、素人の毛鉤ですが、とりあえず釣れるようです。最近は横着して、ボディも巻いていませんが・・・
薄根川ですが、水量が多く、木が覆いかぶさっている印象でした。
個人的には水量が少ない川が好きなので、もうちょっと別のポイントを探してみたいと思います。
赤倉川ですが、下流域ではかなり好みでしたが、上流に登ると他の川同様に大岩が多かったです。
しかし、林道がまだまだ長いので、もうちょっと奥まで探検にいきたいと思いました。
猿が怖いのですが、襲っては来ませんかね?それが心配です。
あとは林道歩きにハマってしまいそうです。
父親の実家は神流町にあるのですが、神流町のスーパー林道は川沿いにありません。
しかし、利根漁協エリアでは、林道沿いに川があるので、林道を歩いていても非常に面白いんですよね。
シーズン外など、山歩きの代わりに林道歩きをしても面白そうに感じました。
今日の気付き
- 巻き返しでメインラインを流し込むのも有効かもしれない
- 初春の暖かい日は活性が高く手元まで当たりが来るかもしれない
- 意外にテンカラ竿はパワーがない
- 渓流では必要以上に慎重でも良い
- ハリスは長い方が流石に無難?
- 林道歩きが面白そう